diaries blog | POKIT(ポキット)| Utility Book

※13(木)・19(水)・26(水)・27(木)は、休店日とさせていただきます。※3/20祝日は営業致します!

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)

※1ST PAT-RN(2025SS)オーダー分の入荷は、3月頃を予定しております。

※4月にスニーカーのポップアップイベントをやる予定です。

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「メンチカツの日」だそうです。

ああ~!もうすでにアサヤケ行きたくなってる。

この時期、どうにも古着屋に行きたくなるんです。

というのは、この時期って春夏の新作が入荷してくるじゃないですか。

それと同時に今年の秋冬の展示会が開催されており、ものすごい量の服を集中的に見るんですね。

するとどうなるか?

もう服なんて見たくない!なんてことは僕は思いません。

服イカレポンチの私は、新品を見た分だけ古着も見たくなってしまうんです。狂ってますね。

なので展示会の合間の忙しい時間に、古着屋を見つけたら飛び込むこともしばしば。

もちろん休みの日には、古着屋行きてえーっ!ってなります。

そしてこの前アサヤケ行った時に立ち寄った洋食屋さんも、また行きたいんだよなあ。

激渋な看板、ニューかわぎし。

知らない人がみたら、「お店やってるの?」って思うかもしれません。

でも昼時には駐車場が満杯。もちろん店内も満席。

おそらく40年以上は経つであろうその雰囲気に、畏敬の念を感じます。

30~40年前の風景。(車も含めて)

そしてお勧めしたいのが、このポークステーキ。

しっかりと厚みもあるのに、サクッと嚙み切れるほどの丁寧な筋切り。

脂身もサラッとしてるので、女性でも完食できます!

13時にはオーダーストップしちゃうので、早めに行くのをお勧めしますよ!

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】POKIT(ポキット)

【アイテム】Utility Book

【価格】¥28,600‐

【コメント】

ヤバイバッグが入荷しています。

初めて見た時から気になってはいたのですが、DIARIESにはもうすでに同じように「使いにくい、でも愛くるしい」バッグがございまして。

そのため二の足を踏んでいたわけですが、例によって現在生産休止中及び廃版になってしまうかもしれない上に次回再入荷する時は間違いなく価格は上がるはず。

いいかげん私も、仕入れずに後悔はしたくないと思いまして、セレクトしたわけでございます。

それがどういうバッグかと言いますと?

なんと「ブックバッグ」!?!?!?

そうです。文庫本を持ち運ぶというのがコンセプトのバッグ。

まさに「書を捨てないで街へ出よう!」バッグ。

POKITらしい丸っこいデザインでありながら、よく見ると本に合わせて楕円形というフォルムが、もう~~~~~~~なんとも愛くるしいバッグなのでございます!!!!!

 

他にもツッコミどころが沢山!(ツッコむものなのか・・・?)

まず、ブックバッグ=そんなに重い物を持ち運ぶわけではないのに、ストラップの素材はシートベルト用のやつだし、やたらストラップの処理が念入り!

内側にはファスナー付きポケット付き。

そもそもメインコンパートメントすら手を入れにくいのに、このファスナーポケットの必要性とは?

ちなみにこのポケットには、カード2枚しか入りません。

つまり、やっとPOKITのデザインに時代が付いて来たということ。

このデザインを30年近く前に考案していたことを考えると、デザイナーのバイオードは未来人なのかと思います。

素材は2重構造。表がナイロンキャンバスで、内側にはPVCが張られています。

絶対に内容物=本を濡らさないという意思が見え隠れ。

kindleではない、俺は紙媒体ではないと頭に入って来ないんだ!という昭和生まれの頑固な老害による、本に対する偏愛が伝わってくるようです。

このバッグに最初に入れるべき本は、中島らもか!?(H原さん、ありがとうございます)

この見た目も最高なんですよね。

ポキットらしい立体感は、パイピングされたセンターシームで表現されています。

でもそこにメッシュポケットは必要なのかと?

このせいで顔にしか見えないんです。

なんとなくですよ、なんとな~くですけどアーティストってパレイドリア現象が強い気がしません?

パレイドリア現象っていうのは、例えば「ある模様が顔に見える」というもの。

コンセントの3つ穴が顔に見えるみたいな。

なのでアート性が強いPOKITも、顔みたいなデザインにしてしまったのかな~?っていう。

 

そう考えると、このバッグの見た目、岡本太郎を思い出すんですよね。

座るのを拒否する椅子、のように。

強いて言えば、このPOKITのバッグも「使うことを拒否する」くらい使いにくいしね。

 

それでもなお、使ってみたいと思わせるのは、優れたデザインだからなのか?僕らが本が好きだからなのか?

最後まですごいと思ったのが、ナイロン製品でありながらも、ロゴを押している部分だけはイギリスのブライドルレザーを使用しているところです。

意味は無いのかもしれないし、僕らは意味を見出そうとしてしまう。

本を読むことに僕は意味は無いと思うし、僕はその本を「なぜ、今、読んだのか」ということに、意味を見出そうとしてしまうんです。

 

改めて、このブックバッグにそこまでの意味は無いと思うんですけど、

一つの本を読み終わったような、清々しい気持ちを与えてくれるバッグだということは僕が保証致しますが、

保証したからといって満足できない場合に返品を受けるようなことは、絶対に致しませんので予めご了承下さい。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。