diaries blog | VETRA(べトラ)| Short Jacket

※9/14(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「下水道の日」だそうです。

んん~、地味に暑くて食欲も湧かない。でも食べないと力が出ない。

そんな時はカレーですね!

こちらは渋谷は道玄坂にある、昭和26年創業のカレー屋「ムルギー」。

実は先日初めて伺ったのですが、今まで行ってなかったことを大後悔!!!

じんわり辛い、滋味深い効き方をするスパイスが絶妙でした。そして早い。

道玄坂近辺でランチすること滅多にないからな~。

このご飯の盛り付けもいいんですよね~!なんでもエベレスト盛って名前だそうで。

倒したらカレー溢れちゃうかな?そんなドキドキもおつなもんです。

渋谷駅近くでランチに迷ったらムルギー。オススメです!

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】VETRA(べトラ)

【アイテム】Short Jacket

【価格】¥40,700‐

【コメント】

今季より取扱いを始めることになったブランドでございます!

ご存じの方も多いかもしれません。フランスのワークウェアといえば?のべトラ!!!

なんとまだフランス製で残っててくれまして、さらに今季よりリブランディングを図り、

あらためてフレンチワークとは?という魅力を深堀りしていく方向に舵を切ったようです。

そのタイミングで声をかけていただいて、取り扱いを始めることになりました。ありがたい。

 

それではまずはブランド説明からどうぞ。

1927年、パリ中心にあるサンルイ島でBEERENSファミリーにより設立されたワークウェアブランド・VETRA。

作業着という意味の、「VETements de TRAvail」の頭文字をとったそのワークウェアの評判は、

警察官や消防士などをはじめとしたフランスの労働者に瞬く間に広まり、1939年には軍より製造の依頼が来るほどになります。

しかし1940年、パリがナチスドイツに占領されてしまったため、

最も高価なボタンホールを開けるミシンのみをトラックに積み込み、フランス西部にあるサルト地区のル・リュドという街で再出発することになります。

そして戦後を迎え1980年代には飛躍的に規模が拡大し、現在でも創業者一族により運営されています。


という戦火を潜り抜け今に至るのですが、なんでもドイツ占領時も隠れてフランス軍に向けて衣類を製造していたとか。

そんな気骨稜々としたブランドなんです。フランス製を貫くのも、そういった背景があるからでしょうか?

思えば20年くらいまでは、イギリスにはヤーモがあり、ドイツにはケンペル、イタリアにはフライツォーリ、

そしてフランスのべトラと、それぞれの国の特徴が表れたワークブランドで各国にあったんです。

それがいつの間にか買収されたり自国生産をやめちゃったりと、当たり前の物が当たり前でなくなる時代。

なので続けてくれているだけでありがたいことなんです。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

そんなべトラから最初に選んだのは、モールスキンジャケット。

やっぱりフランス製のモールスキンを使っていると言われたら外せません!

しかも、ブラックじゃなくてブラウンというのがこれまた渋い!渋いね~~~!

さらに今回は形もいつものフレンチワークのカバーオールではありません。

着丈が短いタイプのジャケットというかブルゾン型といったところ。

この形は、なんでも元々電気工事技師などに必要とされたデザインだそうです。

狭い所でも動きやすくするためなのかな?

体にフィットしやすいように、裾の両サイドにはギャザーが設けられていたり、

ウエストの帯はボタンでしっかり留められるようになっています。

この辺のディテールは、しっかり機能するものというより、電気工事ジャケットのエッセンスを残している程度なので、ウエストが実際に締まるわけではありません。

身幅もアームホールもゆったりとした、いかにもワークウェアらしいシルエットです。

べトラの1940~50年代の頃のタグも再現されています!

私も過去に何回か買い付けたことあると思ったのですが、これしか写真が残ってませんでした。

これはもっと後の60年代ごろのタグだと思います。

やっぱり黒×金刺繍は味がありますね~~~!

というわけで、新しく加わったDIARIESらしいヨーロッパのワークウェアブランド・VETRAを、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。