diaries blog | Yarmouth Oilskins(ヤーモスオイルスキン)| The Drivers Jacket

※3/23(水)・3/24(木)は、都合により休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※コロナ対策実施中です。

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「ミュージックの日」だそうです。

ミュージックといえば、音楽!

いやいや当たり前と思ったアナタ!それはこの映画を見てからにしてもらいたい!!!

その名も「音楽」というストイックすぎる名前の映画。

ストイックすぎるのはその作り方にもありまして、製作期間がなんと7年!?

なぜアニメーションにも関わらずそんなに時間がかかったか?

それは全て「手描き」だから・・・・・・・・・

異常な熱情!その行動はたった一人の暴動!

 

おっと、あまりに興奮して韻踏んじゃったよ。それくらい見て欲しい映画なんです。

声優に坂本慎太郎(ゆらゆら帝国)が出てたりしますからね。

僕もお客様から聞いて知ってはいたのですが、茨城ではちょっとしか上映してくれなくて。

結局アマプラで見たんですけど。

 

そんな話をしていたら、なんと当店のお客様が音楽の監督・岩井澤健治と友達ってことで、

もっともっと「音楽」を見て欲しいから宣伝してくださいとお願いされたこともあり、

もうこのブログを見ちゃったアナタは、絶対見てくださいねーーーーーーーーー!!!!!

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】Yarmouth Oilskins(ヤーモスオイルスキン)

【アイテム】The Drivers Jacket

【価格】¥35,200-

【コメント】

春用のライトアウターも続々と届いています!

本日はその中から、昨年取り扱いを始めた新しいブランド。その名も、Yarmouth Oilskins。

そうです!あのYarmoです!

Yarmoのブランド名の元となったのが、イギリス最東端の街・Great Yarmouth(グレートヤーモス)。

1989年、その港町で水産関係の労働者のために服を作り始めたのが、Yarmo誕生のきっかけなのです。

そして、このレーベルで使われているYarmouth Oilskinsというのは、

バブアーのような防水のオイルドジャケットを作り、それが労働者にウケて広まっていったんですね。

ちなみにロゴの魚はニシンだそう。グレートヤーモスでは、ニシン漁が盛んだったんですね。

(魔女の宅急便で有名なニシンのパイですが、実はイギリスの郷土料理だったりします。)

では次に、YarmoとYarmouth Oilskinsの違いについてご説明しましょう。

実は日本国内で展開されるYarmoのラインナップというのは、

日本の輸入総代理店からアイデアを出して、Yarmoの工場で作られています。

そしてYarmouth Oilskinsの方は、企画・製造ともにイギリスで行われています。

となると?なんだ、日本企画じゃん!?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ちなみに当店がずっとセレクトしてたドライバージャケットやワークコートは、

昔からYarmoが作ってた形です。

まあ個人的には、物が良ければどこ製でも良いと思ってる(微妙に矛盾を感じるw)スタンスなのですが、

このYarmouth Oilskinsというレーベルの誕生の理由には、日本での人気も関わっているんです。

というのは、ひと昔前までのYarmoってホントただの作業着メーカーで、

日本の代理店は「もっと丁寧に作ってくれよ!」って言って、

縫製クオリティを上げるために、ずっと要望を出していたんですよ。

それがようやく実って、いまや日本国内でも屈指の人気を持つイギリスのブランドになったわけです。

なので、ここまで来たのはYarmoのポテンシャルを引き出した日本の代理店の力も無視できません。

また、他のワークウェアブランドのようにライセンス事業に走らずイギリス製を貫き、

ブランド価値を高めていったことも素晴らしいと思います。

そしてようやくYarmoというブランドが確立できた途端、

「それなら自分らで作っちゃえばいいじゃん!wwwww」ということで始まったのが、

今回のYarmouth Oilskinsなのでございます。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

こちらはヤーモス曰く「ドライバージャケット」。

1930年代頃にイギリスのバスドライバーが着ていたジャケットの形だそうです。

ディテールは独特のデザインの前ポケット。胸にはフラップ付で、下はハンドポケット。

ポケット淵はヘリンボーンテープで補強されていて、そういう部分を見るとイギリスのワークウェアらしいな~と思います。

またワンウォッシュしてあるのですが、ヘリンボーンテープが結構縮んじゃって、

ポケット淵が思いっきりパッカリングしてるのとかウケますね!

でもボタンはコロゾ(象牙ヤシ)を使用していて、さらにヤーモスの刻印をいれたオリジナルのネコ目ボタン。

どこまでディテールにこだわってるのかよく分からない、非常に海外の服らしさを感じます!

 

そして最大の特徴は後ろ!

アクションプリーツ!

個人的に好きなディテールなんですよ!アクションプリーツ!

元々はハンドルを握った姿勢が楽にできるためのデザインですね!

そしてまた着丈がやや短いところもカッコイイんです!

 

というわけで着てみました。

Shirt/LOUNGE ACT (Linen polka dot shirt) ¥31,900-

Pants/WORKERS (Officer trousers) ¥22,000-

Shoes/YUKETEN (Avanico) ¥71,500-

ブルゾン感覚でサラッと羽織れます。

そういや最近、これくらいの着丈のジャケットを用意できてなかったので新鮮ですね!

非常におさまりが良いポケット。

胸ポケットと腰ポケットが、繋がっているようで繋がっていない、よく分からないポケット。

そして、、、

アクションプリ――――――ツ!!!!!

 

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。