diaries blog | Yarmouth Oilskins(ヤーモスオイルスキン)| The Drivers Jacket

※10/26(水)・10/26(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※コロナ対策実施中です。

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「国際吃音啓発の日」だそうです。

もう十数年ブログを書いておりますが、この日は必ずあのテーマです。

そう、吃音(どもり)。

私も軽度ではありますが、吃音症に悩まされてきた者の一人。

でもね、どうにかこうにかこうやって生きてます。

なんなら、あらゆる困難から逃げて今の自分がいます。

逃げるが勝ちだね!

 

そんな私ではございますが、ついに吃音との闘いを始めました。

どもりとの闘い。それは喋ること。

突然ですが発表します。

YouTubeやってました!笑

 

https://www.youtube.com/user/Diaries0905

 

やってました!と過去形なのは、実は1年くらい前からこっそりやってたから!

なので40本くらいは動画上げてるかな?

YouTubeぽくない構成だし、一発撮りで編集も入れておりませんので、暇つぶしに見てやって下さい。

字幕もあるので、音を出さなくても見られます。

いやはや今の時代すごいですね。AIが字幕を作ってくれるんです。

でもたまに間違っちゃったりして。AIかわいい。

でも時に芯を喰ってくる時もあるAI。俺の口癖、大盛りだしね。

 

というわけで、この辺のAIが変換した誤字脱字を修正するくらいしか、動画編集しておりません。

お店での接客されているかのように、楽しんでいただければ幸いです。

 

あと、大事なことは登録ですね!!!!!

チャンネル登録おねがいします!やる気出ます!励みになります!

 

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】Yarmouth Oilskins(ヤーモスオイルスキン)

【アイテム】The Drivers Jacket

【価格】¥35,200-

【コメント】

春用のライトアウターも続々と届いています!

本日はその中から、昨年取り扱いを始めた新しいブランド。その名も、Yarmouth Oilskins。

そうです!あのYarmoです!

Yarmoのブランド名の元となったのが、イギリス最東端の街・Great Yarmouth(グレートヤーモス)。

1989年、その港町で水産関係の労働者のために服を作り始めたのが、Yarmo誕生のきっかけなのです。

そして、このレーベルで使われているYarmouth Oilskinsというのは、

バブアーのような防水のオイルドジャケットを作り、それが労働者にウケて広まっていったんですね。

ちなみにロゴの魚はニシンだそう。グレートヤーモスでは、ニシン漁が盛んだったんですね。

(魔女の宅急便で有名なニシンのパイですが、実はイギリスの郷土料理だったりします。)

では次に、YarmoとYarmouth Oilskinsの違いについてご説明しましょう。

実は日本国内で展開されるYarmoのラインナップというのは、

日本の輸入総代理店からアイデアを出して、Yarmoの工場で作られています。

そしてYarmouth Oilskinsの方は、企画・製造ともにイギリスで行われています。

となると?なんだ、日本企画じゃん!?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ちなみに当店がずっとセレクトしてたドライバージャケットやワークコートは、

昔からYarmoが作ってた形です。

まあ個人的には、物が良ければどこ製でも良いと思ってる(微妙に矛盾を感じるw)スタンスなのですが、

このYarmouth Oilskinsというレーベルの誕生の理由には、日本での人気も関わっているんです。

というのは、ひと昔前までのYarmoってホントただの作業着メーカーで、

日本の代理店は「もっと丁寧に作ってくれよ!」って言って、

縫製クオリティを上げるために、ずっと要望を出していたんですよ。

それがようやく実って、いまや日本国内でも屈指の人気を持つイギリスのブランドになったわけです。

なので、ここまで来たのはYarmoのポテンシャルを引き出した日本の代理店の力も無視できません。

また、他のワークウェアブランドのようにライセンス事業に走らずイギリス製を貫き、

ブランド価値を高めていったことも素晴らしいと思います。

そしてようやくYarmoというブランドが確立できた途端、

「それなら自分らで作っちゃえばいいじゃん!wwwww」ということで始まったのが、

今回のYarmouth Oilskinsなのでございます。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

こちらはヤーモス曰く「ドライバージャケット」。

1930年代頃にイギリスのバスドライバーが着ていたジャケットの形だそうです。

ディテールは独特のデザインの前ポケット。胸にはフラップ付で、下はハンドポケット。

ポケット淵はヘリンボーンテープで補強されていて、そういう部分を見るとイギリスのワークウェアらしいな~と思います。

またワンウォッシュしてあるのですが、ヘリンボーンテープが結構縮んじゃって、

ポケット淵が思いっきりパッカリングしてるのとかウケますね!

でもボタンはコロゾ(象牙ヤシ)を使用していて、さらにヤーモスの刻印をいれたオリジナルのネコ目ボタン。

どこまでディテールにこだわってるのかよく分からない、非常に海外の服らしさを感じます!

 

そして最大の特徴は後ろ!

アクションプリーツ!

個人的に好きなディテールなんですよ!アクションプリーツ!

元々はハンドルを握った姿勢が楽にできるためのデザインですね!

そしてまた着丈がやや短いところもカッコイイんです!

 

というわけで着てみました。

ブルゾン感覚でサラッと羽織れます。

そういや最近、これくらいの着丈のジャケットを用意できてなかったので新鮮ですね!

非常におさまりが良いポケット。

胸ポケットと腰ポケットが、繋がっているようで繋がっていない、よく分からないポケット。

そして、、、

アクションプリ――――――ツ!!!!!

しかもこのアクションプリーツは、かなり長い方!アクションプリーツ好き(そんな奴いるのか?俺だ!)にはたまりません!

この角度、とっても「イギリスらしい」ワークウェアのディテールが詰まってます。

まずは「補強のためのヘリンボーンテープ」。これは実にとってもイギリスらしいディテール。

 

そして色!

この色がですね~、古き良き時代のイギリスのワークウェアらいしい色なんですよね。

OLD TOWNの受注会にいらっしゃった方なら目にしたことあるかもしれませんが、OLD TOWNで言うところの「Biscuit」ですよね!?

そう、ベージュでもカーキでもなく、ビスケットカラーではありませんか!?!?!?

本家本元が作っただけに、もはや生ける化石のような服でございます。

ワークウェア好きなら、是非とも一度ご覧下さい。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。