Nor’eaterly(ノアイースタリー)のWide Neck Sweater

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「オートフォーカスカメラの日」だそうです。

私が使ってるカメラをご紹介しましょう。

シグマのdp01。Made in JAPANのすごいやつ。

使い始めてちょうど1年くらいですかね。やっとまともに使えるようになった気が・・・

全くのカメラ初心者のくせしてデザインだけで選んだもんだから、もう~~~大変!!!

まさに豚に真珠でしたね~~~!www

 

にしても大人になってみて、こんなにカメラが大事になるとは思いませんでした。

昔の自分に言うなら、英語とカメラとギターはやっとけと言いたいです!(多いな)

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】Nor’eaterly(ノアイースタリー)

【アイテム】Wide Neck Sweater

【価格】¥13,500-(税込)

【コメント】

暖冬だ!暖冬!薄手のセーターが大活躍だっつーの!

というわけで、もはやおなじみの光景でございます。

diariesのニットといえば、いつもこれから。Nor’eaterly(ノアイースタリー)でございます。

1年ぶりのご紹介なので、まずはブランド説明からどうぞ。


Nor’easterly(ノーイーストタリー)は、Harley of Scotland(ハーレーオブスコットランド)が展開するブランドの1つです。

スコットランドのシェットランド地方では、漁師達が何世紀もの間、伝統的で実用的なニットを自らの生活のために生産、愛用してきました。

しかし、それらはまだまだ粗末なものでした。

もともと北スコットランドで水産業を従事していた創業者Peter Harley Buchanは、

伝統を踏まえながら高品質のニットを生産できる企業を創設することを決意。

イギリスは北東に位置する港町・ピーターヘッドに、1929年に設立されたのがハーレーオブスコットランド。

軽さと柔らかさを追求するため、1980年代からはイタリアから糸を輸入し、

メリノウールのブークレ素材でフェアアイルニットを編み始めました。

世界的にも有名なドイツのSTOLL社の編み機を世界的にも早い段階で導入し、

また現在では時代とともに消えていった「フルファッション」という縫い目の無い(シームレス)製法で作るなど、

数少ないメーカーの1つにもなり、スコットランドのニット産業の発展の一翼を担っています。


というように、ニットの本場・スコットランド製ではありますが、

他のニットブランドに比べると、シルエットといいデザインといい、非常に現代的なアイテムが多いんです。

様々なブランドからのオーダーも柔軟に受け、素材もイギリスだけでなく、

イタリアやオーストラリアからその時々で良いと思ったものを使う姿勢。

しかし、「フルファッション」という技法を貫くなど、守るべきものは守るところもイギリスらしいところですね。

ちなみにこのフルファッションとは何かというと?

例えばこのボディとアームのようなパーツの継ぎ合わせ部分が特徴でしょう。

ご覧の通り「シームレス製法」。これがフルファッション。

ざっくり言うと「全て編んでいる」と言ってもいいかもしれません。(ホールガーメントが登場する前まではだけど・・・)

ニットだから編んでいて当たり前じゃん!?と思われるかもしれません。

しかし、ほとんどのニットはパーツを編んで最後に縫われているんです。

ちなみにカットソーという言葉がありますが、これはCut(生地を切る)&Sawn(縫う)という言葉をつなげたものです。

だから、本来であればニットソーという言葉があってもいいんですね。

よってほとんどのセーターがニットソーなのに対し、手間はかかりますがノアイースタリーはフルファッションを行っています。

 

では今度はそのメリットです。

フルファッションの場合、毛糸を余さず使うことができるので、結果的に原材料費を押さえることができる。というのは生産者の利。

では着る人にとってはどんなメリットがあるかというと?

実際に触れてみてもらえば分かるのですが、縫目がないのでフラットなんです。

だから当然着心地もいいのですが、重ね着してもゴワゴワしないのでいいですねー!

これまたイギリスを代表するアランニットやガンジーセーターとは全く正反対の性質です。

 

そうなんです。このニットの魅力は、ニットなのにボリュームの無いところ!

生地はニットにしては中間よりややライト。

そして個人的には、袖にも裾にもリブが無いのがラフで良いです。カットソーを着る気分。

 

また最大の特長は、このネック。

商品名のWide neckの名の通り、このネックの絶妙な広がり具合が肝。

例えばインディヴィジュアライズドシャツやニューイングランドシャツのボタンダウンシャツを合わせてジャケットとの中間着としたり、

フィルーズダルボーのボーダーボートネックを合わせて、ネックからチラ見せさせてアクセントにしたりと、

このニットはコーディネートをさらに引き立たせる名脇役になります。

なのでバスクシャツを着るような感覚で合わせるといいと思いますよ!

Shirt/New England Shirt (University stripe B/D) ¥17,064-

Pants/KUON (Wide pants) -private-

Shoes/Quilp by Tricker’s (Plain oxford) ¥104,760-

 

そしてノアイースタリーの好きなところがもう一つ。

それは色の名前。

今季はこちらの2色をご用意したのですが、

右は俺が好きなので頻繁に入荷するPetrel(=ウミツバメ)、

左がSmoulder(=燻り)という名前なんです。

 

全くの単色ではなく、実は様々な色糸を組み合わせて、自然の中の色を表現しているんですよ!

これがウミツバメか。

ネイビーとグリーンが混ざったような色です。

ウミツバメも写真でみると黒っぽい鳥にしか見えませんが、

黒っぽい羽根が水に濡れて光に反射すると、このような色に見えるのかもしれませんね。

 

そしてもう1色は新色。

これがまたすごい。燻りという名の素材ですが、

灰を表現したグレーの中に、うっすらと赤い毛糸が組み込まれてるんです。

まるで焚火が終わった後のよう。

いや~~~ホント良い色!!!!!

 

なかなかカメラでは表現できないので、是非とも店頭でご覧ください!

(すんごい良いカメラなんだけどね!俺の腕がブタなのかもしれないけど!)

 

 

それではまた。お店で会いましょう。