ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「パソコン記念日」だそうです。
そうそう、昨日のブルースモーガンですが、店内にサインをしていただきました。
diariesにお越しの際は、是非ともご覧ください。
マジでPeleとか上に落書きするのだけはやめてくれ。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Workers(ワーカーズ)
【アイテム】Teds Jacket
【価格】¥35,640-(税込)
【コメント】
最近お客様に言われることの多いのが、「ワーカーズ増えましたね」ってこと。
バイイングする時は、常にフラットな目線で選ぶようにしてるので、特定のブランドに肩入れすることはありませんが、
年を経るごとにそのブランドへの理解が進むにつれ、お店にフィットしてくる傾向はありますね。
本日ご紹介するアイテムは、個人的に復活を待ち望んでいたジャケットです。
このジャケットが作られたきっかけは、なんでも2006年にデザイナーさんの友人が、
アメリカの森林伐採・それを運び出す車両の写真集を持ってきて、
その写真に写っている人が着ているジャケットを作って欲しいと言われたことから、
このジャケット作りが始まったそうです。(そんなのアリか!?)
ちなみにその写真集とはこちら。
Kinsey Photographer The Locomotive Portraits
デイヴ・ボーンにより、1970年にTabitha Kinsey(タバサ・キンゼイ) が撮った古い写真のネガが発見され、
長い年月をかけ復元されました。
アメリカンヴィンテージ好きなら、資料としても使えることでしょう。
この中にいるのかな?Teds Jacketの元になったのを着てる人。本物のLogger(ロガー)ですよ!靴もヤバそう!
この写真とかだったら、普通は断りたくなるでしょう。
しかし、それにチャレンジしてしまうのがワーカーズの恐ろしさ。
きっとルーペ片手に頑張ったんでしょうね。
例えば、このジャケットが誕生したヒストリーにも、ワーカーズはただのレプリカブランドではないことが証明されるわけです。
確かにきっかけは古い物からかもしれませんが、ここまでくると完全に元ネタよりもクリエイティヴィティーが上回らないと作れません。
一回りして、もう全く新しい物になると思います。
そのようにして生まれたこのジャケットは、それはもう独特ですね。
なんと言ったらいいのでしょう。長いスタンドカラーを折り返したような襟の形。カテゴライズすら困難です!
でもやっぱりこういうチンストラップは付いているところがニクイ!肉くいたい!!!
特大のボタンは当然Workersオリジナル。ご覧ください、ボタン一つにまで刻まれた模様を。
またこの大きさは、ロガー=手袋をしたままでも着脱できるためでしょうか?
同じ理由で、この形のカフスが生まれたのかもしれません。
また袖もしっかり前振りで、もはやテーラードジャケットと言っても過言ではないクオリティ。
これだけ立体的に作られているにも関わらず、袖裏にはベンベルグの裏地を付けて、着やすさも抜群なんです。
いやあ裏返しで着たいくらいかっこいいわ。
仕立ての良い服は、裏返しても素晴らしい法則発動でございます。
そして見どころはそれだけでなく素材も。
こちらもWorkersが組織から作り上げた完全別注生地のモールスキン。
元となったのは、ワバッシュなどで耳にするStifel社の生地だそう。
ホントにここまでやってるからすごいです。
しかも何がヤバいって、、、
いやいやコレ企業秘密でしょ!?っていうのを、普通にネットで公開しちゃってるのがヤバい・・・
(これらの写真はWorkersのサイトでご覧になれます。→http://www.e-workers.net/store/old/26/p1.htm)
でもここまでやっているからこそ、欲しくなるんです。
ちなみにワーカーズからのアドバイスですが、この生地は着ているうちに白い糸が引っかかって
切れてしまう時があるみたいです。
そんな時は、布用か木工用ボンドで生地がほぐれていかないようにして下さいとのことでした。
そんなケアでいいの?と思いましたが、生地から作った人が言うんで間違いないです。
ちなみに残すサイズは36のみ。
Sサイズくらいの人でちょうどいいと思います。
残念ながら、私も買い逃してしまいました・・・
またいつか発売されるのを待とうと思います・・・
サイズが合う方は是非。
それではまた。お店で会いましょう。