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ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「浅草仲見世記念日」だそうです。
知らなかったんですが、
関東大震災で全部倒壊しちゃったんだって。残念。
今じゃNINJAって書いてあるTシャツ売ってるような、外国人向けのストリートになっちゃいましたけど、
あれはあれでカオスが趣があっていいんじゃないかな?
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】comm.arch.(コムアーチ)
【アイテム】Memento for Native American Cardigan
【価格】¥51,840-(税込)
【コメント】
この期に及んで、まだまだ新ブランドが続きます!
今頃になってしまってすいません!!!
もう2か月前には入荷していたのですが、このブランドのアイテムが入荷して間もなく殆ど売れてしまいまして、
もうこの1点しか残っておらず、紹介が後回しになってしまいました。
そしてまたもやニット。
しかし、このニットは海外ではなく日本のブランドです。
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2014年秋冬からスタートしたニットウェアブランドです。
Joe Mc(ジョーマック)のディレクションにより、
日本各地の「BORN KNITTERS(生まれながらのニッター)」の手でコレクションが作られています。
デザイナー自身は、ロンドンのセントマーチンズ芸術大学でニットを専攻し主席で卒業。
その後パリにて、クリスチャン・ディオールやジョン・ガリアーノのニットデザインを担当していました。
帰国後は国内のエージェントなどで企画・デザイン・営業を経験し今に至ります。
ブランド名のcomm.arch.はcommunication architectureの略。
日本国内紡績の糸を厳選し、現存する貴重なニットデザイナーや職人と連携(communication)し、
ニットウェアが制作(architecture)されています。
とにかく素材・作り・プロセスにこだわり、全てが「Fully Fashioned」された、
心地よく長く着られるニットウェアを作っています。
comm.arch.のニットコレクションは、いわば日本の「BORN KNITTERS」の集大成ともいえるでしょう。
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というブランドなのですが、余談として
comm.arch.を流暢に発音するとコマーチとなり、日本の女性を表す「小町」という意味に例えています。
これにも狙いがあり、ゆくゆくは日本を代表するブランドとなって、日本から世界へ広めていきたいという気持ちがあるそうです。
これは是非とも応援したい!!!
それ以前にも、個人的にはこのデザイナーさんとはブランド立ち上げ前から交流がありました。
その頃は、まさか自分でブランドを立ち上げるとは思わなかったのですが、
Diariesのオープン頃より大変お世話になった方であり、恩返しの意味も込めてどうしても応援したいブランドなんです。
もちろん服作りに納得いかなかったら、いくら恩があっても仕入れないかも!?
私けっこうドライ、というか人でなしですから!
だから洋服としてのクオリティも申し分ありません。
なんでも、ブランド立ち上げ以前の同じ職場の方に聞くと、
職場であーでもないこーでもないと、自分で編み物のパターンを開発していたんだそう。
これだけ「ニット好きな人が作るニットウェア」だったら、間違いないですよ。
最も信頼できる要因がまさにコレ。好きかどうか。
上手い下手や、どこそこの有名ブランドに在籍してたなんてのは割とどうでもいいんです。
そんなのは枝葉の部分で、大事な幹となる部分が腐ってないかなんですよね。
それではファーストコレクションを代表するこちらのカーディガンをご覧ください。
いわゆる天竺編み(表編み)だけでなく、引き上げ編みを行うことで立体感を持たせ、
さらにそれだけではなく、途中に裏使いさえ用いて、大変凝りに凝ったニットとなっています。
裏使いの横糸をラインのように使うそのセンスに脱帽です。
さらにフェアアイルの良し悪しをパッと見で判断できるのは、色の数。
当然数を多くするほどコストはかかります。普通はいいとこ4~5色かなあ。
実はラ〇フローレンなんかもハーレーオブスコットランドに作らせたりしてますが、結構な色数でオーダーしてます。
ブランド説明にあった、素材や縫製にこだわるという文言は嘘ではありません。
そしてもう一つ、プロセスにこだわるというのがありました。
そのプロセスとは、全国に散らばるニッターを見つけ出し、作製をお願いしているというところ。
さらに1着編み上げるのに、3~4日はかかるそうです。
やってることはイン〇ーアラン並みですよ!
だから抱える問題はどこも同じらしく、ニッターさん達も高齢化で、いつまでこの服が作り続けられるか不安だそうです。
それでも自分たちの国から、そして同世代の人たちからこういう服が生まれていくのは、なんとも感慨深いですね。
是非、今の内からチェックしていただくことをオススメします!
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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