ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「金型の日」だそうです。
金型→下請け→製造業→下町ロケット・・・
最近知りました。下町ロケット。遅いか!?
なんにせよ、日本のモノづくりにスポットが当たるのはいいですね。
昨日のガイアの夜明けも京友禅に町工場。
ウチの店で仕入れている服も、京都の職人さんが引退したら作られなくなるネクタイもありますし、
職人さんの減少や高齢化で作られなくなるような、絶滅に危機に瀕した革靴もたくさんあります。
もし俺も自分のお店がつぶれたら、職人になるかもしれません。
所詮はセレクトショップなんて、誰かが作った物を仕入れて売るだけ。
他人のふんどしで相撲を取っている感は否めません。
だから、自分の手で生み出すことができる職人という方には、畏敬の念を禁じえませんね。
じゃあセレクトショップの意味はというと、やはり編集能力なんですかね。
そう思っているので、diariesのブログは長くなるのです。(長ければいいってもんじゃないけど)
伝えたいことがたくさんあるからね。
そんな感じで。本日もよろしくお願いします。
ドウゾ!
【ブランド】Yarmo(ヤーモ)
【アイテム】Herringbone Work Coat
【価格】¥29,160-(税込)
【コメント】
まいどおなじみYarmoから、ショップコート的アイテムのWork Coatが届いています。
定番すぎてサボってましたが、たまにはブランド説明しときましょうか。
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Yarmoは、イギリスのグレートヤーモスにて1898年創業。
インダストリアルワークとマリンウェアーを中心に、 Yarmoネームで国内販売されています。
また、英国国防省を始め、オイルメーカーの「BP」「SHELL」、
医薬品の「PHIZER」などにもユニフォームを提供しています。
現在、欧米のワークブランドが第三国生産や日本国内でのライセンス 生産に切り替わる中、
Yarmo製品は全て、英国のグレートヤーモスの自社工場で生産を行っています。
英国国内で100年以上の歴史があるワークウェアーメーカーとしては大変貴重なファクトリーです。
最近では、ロンドンのドーバーストリートマーケット内にある
「LABOUR AND WAIT」のコーナーでも取り扱いを開始しました。
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そういやPHIZERがM&Aで世界最大の製薬会社にというニュースが流れたばかり。
それで本社をアメリカからアイルランドに移すとか。
そうしたらYarmo大量受注か!?!?!?頑張れヤーモ!そしてもっと安くなれ!
というのは私の願望ですが、もともとコストパフォーマンスに非常に優れておりますからね。それは酷ってもんでしょう。
そんな話は置いといて、今季のワークコートはヘリンボーン。
ツヤッツヤのヘリンボーンではなく、ウールとリネンを混紡したヘリンボーン。
おかげで最初から毛羽立ち、使い込んだような風合いになっています。
実は私、ヘリンボーンが苦手。
いや苦手というよりも、まだ似合わないと思っています。
もうちょっと年をとってからでいいかなと。
配色にもよりますけど、ちょ~っと渋すぎるかな~って。
なのでヘリンボーンのジャケットもパンツも持っていません。
じゃあなんでセレクトしたのというと、このワークコートなら適度に着崩せると思ったから。
またこの素材だからですかね。最初からヤレ感が出てるので、若い人にもお勧めできます。
年齢問わず着てほしいヘリンボーンのアイテム。
Hat/Westerlind (Felt Hat) ¥21,384-
Shirt/INDIVIDUALIZED SHIRT (Great American Oxford B/D) ¥25,920-
Knit/Nor’easterly (Wide Neck L/S) ¥14,580-
Pants/Le Labourer (Pants) ¥18,144-
Shoes/Fernand Leather (Middle English) ¥45,360-
ちょっと無難な合わせになっちゃいましたかね?
インナーは真っ黒ではなく、ニットはネイビー(というかPetrelという色)ですけど。
もちろん茶系とも合います。
チラッと裏地が見えてますが、コットンの裏地が付いているので割と暖かく、今の時期にちょうどいいくらい。
裏地が付いているおかげで、チクチクしないのもいいですね。
また裏地が生成りなので、ヘリンボーンでも重々しくならないのが良いです。ラフに着るのがポイント。
で、やっぱりYarmoのコートはよくできてるなと思うのが、
ワークウェアのくせに特別ゆったり目には作っておらず、日本人の体型にマッチすること。
さらに重ね着しても動きやすいなと思ったのは、袖が前振りで立体的なところ。
ポケットの角度もいいですね~。
ついポケットに手を入れて歩きたくなっちゃいます。
カッチリではなくラフにコートを着たい方にオススメです。
それではまた。お店で会いましょう。