diaries blog | 1ST PAT-RN(ファーストパターン)| Laboratorio Twill Pesante & 1914 Spina Cansiglio

※2/3(水)・2/4(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜の自粛中につき、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。)

※コロナ対策実施中です。

※2月はPayPay×つくば市のご利用がお得です!






ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「ニオイの日」だそうです。

なんか、エディフィス渋谷店閉店がヤフーニュースにまでなっちゃって、

それでみんな騒いでるみたいですね。

まあ、俺も思わず声あげましたけどね。

でも、これまで約20年以上も大小様々なセレクトショップを見てきて、

そのほとんどが閉店してしまったので、まあそんなもんかなって感じです。

それよりも、隣でマルシェとやってた一番良い時を知ってることが大事かもしれませんね。

ジャーナルスタンダードも、渋谷店の地下へ行く階段の下のスペースが一番良かったんですよ。



煌めくような瞬間を、興奮を、感動を。少しでもお客様の心躍る店でありますように。



今月も頑張っていきましょう。2月スタート!本日ペイペイ利用者は1人だけです!





じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】1ST PAT-RN(ファーストパターン)

【アイテム】Laboratorio

【価格】¥49,500-(税込)

【コメント】

またまた1ST PAT-RN(ファーストパターン)のトランクショーの中から、

ちょっとヤバめの生地があったので、是非ともご紹介させてください!

形は、もはや当店のお客様ならおなじみの?Laboratrio(ラボラトリオ)ですね!

ラウンドカラーのワークジャケットです。非常に着やすいモデル。

昨年は、お正月の初売り用にダブルインディゴ生地を用意しておりましたが、

ある意味もっとレアな素材がコチラの生地。

ツイルペザンテという名前が付いていますが、実際はウールデニムといったところ。

そして先ほど「レア」と書きましたが、どれくらいレアかといいますと、

私の記憶が確かならば「非売品」だったので、市場に出回ってないはずです。

というのは、確かこれは2015年頃のコレクションだったと思うのですが、

当店でもインディゴと合わせてオーダーしたんですよ。

だけど、生地が量産できなかったのか、届かなかった。

つまり、サンプル生地分しか作られていない可能性があるんです。

その証拠に、このジャケットには洗濯方法などの製品表示がありません。

もちろんサンプルとはいえ、量産時と同じように作られているので、品質に問題はありません。

それではこちらのジャケットに関しても、Cristianoから説明をもらってますので、ご紹介致します。


-デザイナー クリスティアーノの解説-

このジャケットの重要性は生地によってなされています。

残念ながら、この工場はすでに倒産しており、現在は存在していません。

技術的な構造はツイルですが、織り、構造は異なり、斜めのままであるにもかかわらず、

ほぼ「ブロークンツイル」効果を生み出すため、さらに洗練されています。

この生地のインスピレーションは、私がノルマンディーの美術館にいた10年以上前に生まれました。

目にしたさまざまな写真の中で、特にG.I.を歓迎した民間人を描いたものがあります。

(私の調査から、彼はシェルブールの港湾地域にいたと思います)

マーチンゲール付きの美しいジャケットを着ています。

白黒写真では素材がはっきりと見えませんでしたが、検索を続けると、

オマハビーチの近くで何人かの愛好家と話をしました。

彼らはウールの生地と祖父母の古いジャケットを見せてくれました。

特にこれらの1つは、労働者として水色のトーンを持ち、鈍く、着用されており、

ウールのように見えるこの特定の風合いを持っていました。

その美しい日々の記憶に基づいて、私は理想的にこの生地を再現し、

グラスワインまたはおそらくサイダーが、ヨーロッパで戦うために来た多くの人を歓迎した

その瞬間を復活させる方法を探しました。

2017年の冬のシーズンは多くの特別な生地で構成されています。

私たちは常に少量の製品を生産しているため、こちらは珍しいジャケットになります。



というジャケットです。

なので、クリスティアーノは、この生地のことをノルマンディーと呼んでました。

また、説明を見ると2017年でしたね。

俺の記憶って、ホントあてになりませんね。

また、少しでも古く見せて売ろうとしているのが見え見えで恥ずかしいですね。

あえてブログは直しませんけど。

なので、このブログもほどほどに信用してくださいね。



というわけで、形の説明に関しては、こちらのコーデュロイバージョンのブログをご覧ください。

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そして本日は、ヤバめの生地繋がりでもう1点。

【ブランド】1ST PAT-RN(ファーストパターン)

【アイテム】1914 Spina Cansiglio

【価格】¥38,500-(税込)

【コメント】

こちらのパンツも、ファーストパターン初期の定番パンツです。

バックストラップが付いて、1900年代初頭のイタリア軍に見られたポケットフラップが付き、

独特の腰裏の当て方が特徴。

シルエットはテーパードをあえてかけない、ワークトラウザーズ。

そして先ほども書いたように、この生地がすごいんです!!!!!

ネップがかったヘリンボーン。

このネップはシルクによるものなので、生地はウールをメインとしながらも、

驚くほどサラサラで、ウールのチクチク感が苦手な方にも、

おそらく履いて頂けるウールパンツだと思います。



そしてこの生地というのが、Cristianoが手に入れたデッドストックの生地なんです。

今はもう倒産してしまったイタリアの生地工場で手に入れたものなのですが、

その工場のメイン顧客というのがアルマーニだったそうなんです。

なので、これくらいのクオリティになると、価格帯として使えるブランドが限られてくるため、

もしかしたら昔のアルマーニで使われていたかもしれないですね!!!



まあアルマーニの話は置いといて、クリスティアーノがデッドストックの生地で作ったパンツってだけでヤバイです!

本日ご紹介したアイテムは、当然1着づつしか在庫がないので、気になる方はお早めに!!!





それではまた。お店で会いましょう。