diaries blog | IWC(インターナショナルウォッチカンパニー)| Cal.89/Ref.1819(1971年製造)

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※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※コロナ対策実施中です。

※VINTAGE STOCK MARKET開催中です。

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「中華まんの日」だそうです。

ピザまんとカレーまんは中華まんなのか?それが問題だ。

 

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】IWC(インターナショナルウォッチカンパニー)

【アイテム】Cal.89/Ref.1819(1971年製造)

【価格】¥286,000-

【コメント】

先日ご紹介させていただいた1970年代のTUDOR(チュードルorチューダー)は、まだ誰も見に来ておりません!www

ちょっと落ち込みますが、ま、DIARIESらしくマイペースで紹介してまいりましょう!

俺の時計熱は誰にも止められない!!!

 

というわけで、ようやくIWCを紹介する日がきました!

おそらく先日の時計のイベントでは、最も人気があったと思われるのがIWCだと思います。

(ロレックスやオメガじゃないところが、DIARIESのお客様らしいっちゃあらしいね!w)

それというのも、個人的に「アンティークウォッチに初めて手を出すなら、IWCが良いですよ。」という考えもあります。

なぜなら、まずは質実剛健さ。それはブランドイメージもさることながら、構造の堅牢度や修理のしやすさが特長でもあります。

 

また、アンティークのIWCとは一般的に1930~1970年代の物を指し、現在のIWCとは別に「オールドインター」と呼んだりもします。

そしてムーヴメントによっては、アンティークといえどパーツが手に入りやすく、修理がしやすいともいえるのです。

 

よって、まずは「アンティークウォッチ初心者にお勧めしたいIWC」というのを頭に入れておいてください。

 

そしてもちろん初心者にお勧めするのは、アンティークウォッチ愛好家も認める「マニアックさ」と「ブランド力」も備わっているからです!!!

「マニアックさ」に関しては、IWCの歴史やムーヴメントに関することなので、詳しくは自分で調べてください!(丸投げ)

 

そして「ブランド力」に関しては、あえて素人くさい考え方で説明しますと、

ロレックスやオメガよりなんか・・・・・シブくね?????

 

もうね、それくらいの理由で全然OK!直感大事!自分を信じて!IWCを信じて間違いはないから!

 

というのが僕がオールドインターに持つ印象です。

IWC気になった?

どんなブランドか知りたい方は、ブランドのリンクをご覧ください。(俺には説明しきれん。)

IWCの歴史(Click!)

 

そして長い歴史の中で、これだけは覚えておいてほしいのは「アルバート・ペラトン」という人名。

ペラトンは1944年にIWCに入社した時計技師で、彼が作りだしたムーヴメントはIWCに革命をもたらし黄金期を支えたと言われています。

ちなみに、さっき「IWCってシブくね?」というイメージも、思えばこのペラトンの時計作りの思想から来てるんじゃないかな?なんて思ったり。

というのは、ペラトンが行ったのは徹底した堅牢度と精度、そして生産性を上げるための合理化された設計。

これらを突き詰めた結果、ペラトンからは様々な名作が生まれ、そしてその合理性は長年にわたって時計の使用を容易にしてきたんです。

 

結果として、派手さはないけどシンプルでよく使えるから初心者にお勧めだよね!と、冒頭に戻ってくるわけ。

 

キレイにまとまったところですが、もう1つ。

本日ご紹介する時計のムーヴメントですが、ここまで言うからにはペラトンに所縁のあるものです。

 

その名は「キャリバー(cal.)89」。

このムーヴメントは、1946年にペラトンが開発した数ある名機の内の一つであり、さらに最も長く作り続けられました。

それだけ完成度が高いムーヴメントと言えるでしょう。

 

ちなみにこのCal.89に関して、その特長をディーラーさんから以下のように聞いてます。

「安定した精度を確保するため、香箱を大型化しブリッジも少しだけ厚みを持たせています。

秒針は3番車で動かすインダイレクト・センターセコンド方式を採用。それでいて機械の厚み自体は4㎜以下に抑えています。

各ブリッジは綺麗に面取りされており、シースルーバックではないのがもったいないくらいの仕上がり。」

とのこと。

 

ね?全然分からないでしょ!?wwwwww

 

だから時計なんてのは、最初の内は信頼できる店とディーラーから買うことにして、あとは直感でいいんですよ!

(ちなみに直感だけを頼りに掘り出し物を探そうとすると、たいてい失敗します!)

知識を先に入れようと思ったら、結局何も買えないまま終わりますからね~~~!

 

ひとまず、IWCの説明はこの辺にしておこうと思うのですが、よろしいですか?

それではデザインの方を見ていきましょう。

もうね、直感をビシバシ刺激するこのネイビーがヤバイ!!!!!

この年代でネイビーはちょっとレアすぎませんかね?

先日のTUDORもそうでしたが、こんなの次に出会えるのはいつか分からない!と思い、引き取らせていただきましたよ!

 

そしてもう一つ、これは全くもって私の好みのログなのですが、

1960年代後半~1970年代前半に見られるIWCとInternational Watch Co.とSCHAFFHAUSEN(シャフハウゼン)の3段ロゴ!

普通は「オールドインター」=筆記体ロゴなんです。

でも、ダブルネームとか過渡期にちょっとだけあった変な奴とかに弱い私は、筆記体もブロック体も欲しがっちゃう。。。

欲張りである意味ミーハー、洗練しきれない私にピッタリだと思います。

 

ケースの形もラグの出てない「トノー型」。トノーつまり樽のこと。樽型体型の殿方にお勧め!

そんな寒い冗談はさておき、このトノー型ケースを見るにつけ、「なぜお前はヨットクラブになれなかったんだ?」と思わざるを得ません。

しかし、この文字盤でYacht Clubのロゴが入った日にはトゥーマッチ。3段ロゴで十分なのかも?

 

そしてIWCらしいシンプルな針とインデックス。

IWCロゴとインデックス(時間を表すバー)はアップライト(立体的)で、さらに「ミニッツドット」まで。

ミニッツドットとは、分の方の点々も良く見ると立体的で素晴らしい意匠が施されてるんですよ!!

 

そしてオールドインターといえば?のコチラのディテールも!

見えるだろうか?お魚が。

オールドインターといえば「魚リューズ」です!

リューズの部分に、防水性を表す魚が刻印されているんですね。(アンティークなので、防水性は期待しないでください。)

この魚とブルーの組み合わせ、、、グランブルー・・・と言いたいところですが、

ジャックマイヨールが付けていたのはオメガのシーマスター!残念!

にしても、このブルーは吸い込まれそうな魅力がありますなぁ~。

なので、ベルトもネイビーのレザーベルトが付けられています!

合いすぎる・・・・・・・

 

これね~、こんなカジュアルにもドレスにも使えるIWCなんて、なかなか無いですよ。

ほら、どうしてもIWCだと白文字盤でドレスっぽい方に行きがちじゃないですか?

でも冠婚葬祭の時にしか付けないのでは勿体ないんですよ。IWCってタフなんですから。

普段からガシガシ使ってほしい。だからIWC。

 

また先ほどのIWC公式ページのリンクをご覧になった方なら分かると思うんですが、

IWC設立のきっかけって、「アメリカ市場向けに高品質な懐中時計を製造すること」ですからね!?

そう考えると、上下デニムで、このIWCを合わせるなんてのもいいのではないでしょうか?

 

 

本日の商品紹介は以上。

TUDORの黒文字盤、IWCの青文字盤ときて、次回はなんでしょう?お楽しみに!

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。