※9/8(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「クリーナーの日」だそうです。
本日は、諸々お知らせすることがございまして、情報をクリアにしましょうかね!
というわけで、まずはお知らせ!
APPLETREES ORDER FAIR 開催決定でございます!!!!!
日時は9/23(金)~9/26(月)の4日間、12:00~18:30までの間です。
毎度のようにデポジットとして1着につき1万円頂戴いたします。(2着オーダーする人いるのか?)
取扱いを初めて1年が経ち、そろそろDIARIESで扱うシャツのトップブランドとして認知されてきた頃かと思います。
またそうなってくると、他のモデルも気になる方も徐々に増えてまいりました。
なので、この機会にすべてのモデルや色・柄などもご覧いただきましょう!と思い、開催させていただくことになりました。
(もちろん、今の内なら値段も上がらないし、という下心もございますw)
迷っていた方、または2着目をご検討の方、是非ともこの機会にご覧ください!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】TUDOR(チュードル、チューダー)
【アイテム】Oyster Date
【価格】¥352,000-
【コメント】
今年も12月第1週目にアンティークウォッチのイベントは開催予定ではございますが、仕入れの手は緩めておりませんよ!!!
やはりこういう1点モノは、出たその時にかっさらわないと手元には残りませんのでね。
で、改めましてTUDORと書いてチュードルまたはチューダーです。
当店で入荷するのは3回目ですかね~。
やっぱり好きなんですよ、TUDOR。時計好きとしてだけでなく、ミーハーなヴィンテージ好きとしても。
アンティークウォッチとしての楽しみが詰まってる。そんな感じがするんですよね。
個人的な趣味嗜好を考えた時も、若いころにヴィンテージの501を穿くときも、
ゴリゴリのダブルエックスではなく、良い感じに色が落ちた66を穿いてたし、
オールデンもコードバンよりガシガシ履けるカーフを好んで履いてたし。
そんな自分にはTUDORが向いてるんだろうな~と思いました。
(そんなこと言いながら、リボ払いで買ったロレックスのGMTを付けてイキってたのはここだけの話www)
でもそんなTUDORも、いつの間にか高級時計ブランドの仲間入りをしてましたね。
一昨年ついに本格的に日本国内進出を果たしたTUDOR。
そのせいか、これまでチュードルチュードルと連呼してた時計ファンからすると違和感しかない、
チューダーという名前で呼ばざるを得なくなりました!!!www
たまに「どっちが正しいの?」と聞かれますが、どっちも正しくないと思います。
カタカナで表記するなら「テューダー」じゃないでしょうか?
例えばターシャテューダーって書かれてたりするので。
で、ここでMyルールを決めました。
アンティークのTUDORはチュードルで。現行のTUDORはチューダーと呼ぶことにします!(知らんけど)
それではご覧いただきましょう!チュードルです!
「チューダーは、イギリス人なら必ず耳にしたことある名門・チューダー家にちなんだものです。
チューダー家は、歴代5人ものイングランド王を輩出。かのエリザベス一世もチューダー家。
チューダーの創業者でもありロレックスの創業社・ハンスウィルスドルフは、
チューダーはロレックスのディフュージョンライン(価格帯を抑え普及させる目的)として設立されました。
イギリスの名門の名を使用したことは、昨日ご紹介したOYSTER同様、イギリス市場を強く意識していたのかもしれません。
チューダーが設立されて1926年は、ロレックスがオイスターケースの特許を取得し、
次いで1931年には自動巻きのパーペチュアルを発表するなど、ロレックスとしてのブランド価値を着々と固めている頃でした。
その分高価だったこともあり、一般庶民にはなかなか普及しませんでした。
そのために作ったディフュージョンブランドですが、
特筆すべきことは、ムーブメントと文字盤以外は、ロレックスと同じパーツが使用されたことが挙げられます。
オイスターケースを初め、ロレックスの王冠マーク入りのリューズなど。
近年は、ロレックスの高騰ぶりや、チューダーの本格的な日本上陸に引っ張られるように、
アンティークチューダーも徐々に価格が上がっています。」
というブランドです!
そして今回のチュードルは通称「小バラ」のデイトジャスト。1960年代前半に製造された個体です。
改めまして「小バラ」というのは、12の下にバラが描かれているのがお分かりいただけますでしょうか?
また、小バラと書いてあることから、大きい方のバラもありまして、そちらは「デカバラ」と呼ばれております。
ちなみに、「またバラなんて洒落てるよな~」と思いますが、これはチューダー家の紋章ですからね!
そしてもちろん文字盤は「リダン」ではございません!
リダンとは、redoneと書いて「手を加える=修正」という意味があります。
つまり、キレイに見えるようにオリジナルに勝手に手を加えた個体のことを言います。
これはヴィンテージデニムで例えると、色を染め直したような物。
オリジナルの良さを消してしまうこととされ、時計好きからは忌避されております。
なので、当店ではリダンは絶対にセレクトしません。
(リダンを見分けるのは私の手に余るので、信頼できるプロが味方にいるわけなのですが。)
だからこその、この「焼けたアイボリーの文字盤」にグッとくるんですよね~~~~~!!!
さらに文字盤のレイアウトも非常にバランスが良く、まずは「針」のデザイン。(時針・分針のことです)
この年代のチュードルによくある「ドーフィン針」ではなく、「アルファ針」ってところにヤラレました!www
この違い、マジでどうでもいいんだけど、経験則としてドーフィンが多かったので、
よく見たらアルファじゃん!って思ってちょっと嬉しくなった程度なんですけど。w
このドーフィンだのアルファだの、あまりどうでもいいことなので、まあ気になる方は店頭で聞いてください。
次はインデックス!12とか3とか、その間の棒みたいなやつね。
これはまず「くさび型」というのも渋いんですよ。
バーインデックスはそれはそれでスッキリしてて良いのですが、
今回のアイボリー文字盤にアルファにくさびという組み合わせが、おいおいシャレてんなと思っちゃう。
からの~~~!「飛びアラビア」!
アラビアってのは、つまり数字のことなのですが、全てインデックスが棒じゃなくて、
12・3・6・9が飛び飛びで数字になっていることが、「おお~!ちょっと凝ってるじゃん!」て思わせてくれるんですね!
で、極めつけはカレンダー。
文字が赤いでしょ?これ実は、赤と黒が交互に表示されるんです。ヤバいでしょ?
そして1960年代らしい「サイクロップレンズ」ね。
これは日付が見やすいように、虫眼鏡のように拡大してくれる風貌の突起のことです。
この日付機能(=デイトジャスト)もサイクロップレンズも、ロレックスが1950年代に開発したディテールなので、
開発後10年以内に搭載されたピッカピカの技術となれば、これまたグッときますよねぇ~。
そして見えない部分ですが、ムーヴメントは手巻きになります。
自動巻きと手巻き、それぞれメリット・デメリットはございますが、手巻きは修理しやすいといったところでしょうか?
それなりに使い込まれているため、安心ちゃあ安心です。(もちろん保証期間6か月付きです!)
ちなみにムーヴメントはCal.425 Ref.7939となっております。
最後にもう一つ!それはベルト!
ROLEXの刻印が施されてはおりますが、後付けにはなります。
しかし、このベルトはなんと5連!絶妙におっさんくさいのが最高なんです!
またベルトのROLEXロゴが大きいタイプなので、こちらはアメリカ製のバックルになります。
しかもこのベルト、ケースとの接続部分を見ると、ベルトのエンドピースが左右0.5㎜ずつ削られていました。
実はこれ、前オーナーがこのベルトを合わせたくて、加工して取り付けたものになります。
これはもう間違いなく1点モノでしょう!!!!!
なかなかここまで役物がそろったチュードルも無いかな~と思うので、TUDORが欲しい方にはメチャクチャお勧めです!
それではまた。お店で会いましょう。