diaries blog | Worker’s Nobility(ワーカーズノビリティ)| Pocket coat

※1/11(木)・1/17(水)・1/18(木)・1/19(金)・1/25(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「糸の日」だそうです。

糸の話。

「事の経緯」の経緯って、糸から来てるのをご存じでしょうか?

よくタテ糸ヨコ糸という言葉を生地の説明で使いますが、タテ=経糸 ヨコ=緯糸と書くんです。

縦や横ではないんですね、紛らわしいけど。
(経と緯どっちがどっち?と思う方は、地球儀の経度緯度で考えると分かりやすいです。)

当然ですが、人類の有史以来ずっと共にしてきている衣類なので、普段使用する言葉にも自然と関わってくるわけです。

 

突然ですがお知らせです。

ちょっと面白いトランクショーをやります!!!

なんとPeppinoPeppinoのトランクショー!なのでレディース服がメインのトランクショーとなります。

日本に上陸して早や数年経ちますが、まだ国内ではなかなかお目にかかれることが無いので、珍しいと思います。

 

思えば、DIARIESってトランクショーやる時って、実はかなり美味しい時期だったりするんですよね。

ブランド初期で面白いものがあったり、価格的にもお手頃の時の物を揃えることができるので。

昔からDIARIESをご存じの方だと、TENDER Co.のトランクショーも今思えばヤバイアイテムばかりで、しかも安かったですよね。

そしてKUONも!ヴィンテージ(昭和初期以前の頃)の襤褸を使った服が、普通に手に入りましたもんね。陶器ボタンとかあったし。

ここ数年だと1ST PAT-RNとかTOHNAIあたりですかね。

そういわれると、あの時見ておけばよかったの「あの時」だと思いませんか?

というわけで、お待ちしております。

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】Worker’s Nobility(ワーカーズノビリティ)

【アイテム】Pocket coat

【価格】¥58,300‐

【コメント】

寒さ本番!昨日はメンズのロングコートでしたが、本日はレディースのロングコートです。

しかしながらここ茨城=車社会では、ロングは車の乗り降りがしにくく、敬遠されているアイテムではございます。

それを踏まえたうえでセレクトするということなので、それだけオススメなんですよというのを汲み取っていただけると嬉しいです。

ロングは本当に暖かいので!

 

それでは詳しく見ていきましょう。

こちらは、先日ご紹介したノーカラータイプのジャケット「Oiloa Jacket(Click!)」のロングバージョンといったところ。

このノーカラーのデザインは、Worker’s Nobilityがあるバスク地方の伝統的なデザインだそうです。

例えば、あの有名なシャネルのツイードノーカラージャケットってあるじゃないですか?

ココシャネルは、まさにバスク地方の民族衣装であるノーカラージャケットからインスピレーションを得たとも言われています。

そしてブランド説明にもあった通り、ワーカーズノビリティのジャケットは、民族衣装の工場で縫われているんです。

で、なぜわざわざアパレルメーカーの工場で縫わず、民族衣装の工場で縫うかというと、絶妙なヘタウマ感が出るから。

この辺は、DIARIES取扱いのブランドでうとTENDER Co.も同じようなことをやっています。(TENDER Co.はミシンを変えてますが)

時に粗く縫われることにより、狙ってない表情が表れる。

偶発的な美とでもいいましょうか、民芸品が持つ独特の味わいを持たせようとしているのだと思います。

 

そしてこちらのコートは「Pocket Coat」という名前が付いているので、大き目の縦長のポケットがアクセントでしょう。

むしろこのポケットの大きさ・形が、まさにTENDER Co.のようでもありますけどね!笑

 

次は生地。

表地は100%ウールで編まれているため、しっかりとしたボリュームがありながらも着心地は軽く、

ボイルドウールならでは弾力性は着ていて非常に気持ちが良いです。

もちろん保温性も高く、毛布に包まっているかのよう。

ボタンは天然の貝を使用しています。地元の素材を使用しているなら、地中海か大西洋の貝なのなか?

裏地はコットンの総裏で、風も通しにくくなっています。

また滑りを良くすることで重ね着もしやすくなっており、また型崩れも起きにくいので長く使えます。

 

というわけで、着てもらいました。

ボイルドウールの良い所は、ギュッと編地が詰まっているのに、着てみると実際は軽いところですね。

ロングは重くて肩が凝って着れないという方にも、一度試してみてほしいです。

ロングながら、袖は7分8分くらいの長さ。小柄な方にも着ていただけるバランスになっています。

 

ロングコートの裾をはためかせて、颯爽と歩くの。カッコイイんですよ~~~!

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。