2000 TOYS & ASAYAKE Presents
ROUTE6 ANTIQUE SWAP MEET
日時:11/9(日) 8:00~17:00
場所:2000TOYS茨城牛久店駐車場(茨城県牛久市ひたち野西4-22-3)
※JR常磐線ひたち野うしく駅より徒歩3分。駅付近にコインパーキング有り。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「雑誌広告の日」だそうです。
私も働いてましたが、広告業界といえばカタカナビジネス用語です。
「フィジビリで」が一番わけわかんなかったかな?
ブレーンストーミングなんて言われた日にゃ、確実に頭の中ではジャンボ鶴田がブレーンバスターしてました。
もしくはファイナルファンジーの黒魔法か!?
アパレル業界も結構ありますけど。
とりあえずウチの店もバジェットオーバーでオーダーストップです!wwwww
じゃ、商品紹介です。
そろそろ寒くなってきたので、ニットの紹介。今日は長いよ!
ドウゾ!
【ブランド】Guernsey Woollens(ガンジーウーレンズ)
【アイテム】Traditional Sweater
【価格】¥21,600~¥22,680-(税込)
【コメント】
今年も届いております、ガンジーセーター。
Diariesで扱うのも3年目ということで、だんだん認知されてきているのもあり、今年はバリエーションを多めにご用意しました!
またサイズも34のユニセックスサイズから42のメンズXL程度までご用意しています。
ガンジーセーターはシルエットが独特なので、実は結構サイズ選びが難しいんです。
ニットは伸びたりもするし少しくらい大きくてもごまかせるんですけど、ウチはそういう売り方したくないので。
不安な方はお気軽に聞いてください。店頭のみで!
そんなちょいと癖のあるガンジーセーターですが、今季もこちらのブランドから届きました。
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Guernsey woollens(ガンジーウーレンズ)は、30年に渡り伝統的なガンジーセーターを作り続けているブランド。
ガンジーの名前の由来はイギリスとフランスの間に浮かぶチャンネル諸島内のガンジー島に由来します。
その島で17世紀ごろから伝統的に作られてきたのがガンジーセーター。
主にガンジー島の漁師達が着用していましたが、その後イギリス中にガンジーセーターを着た漁師達が増えていきます。
そして更にはロイヤルファミリーにも愛されるようになり、
中でもエリザベス1世とスコットランドのメアリー女王が好んで使用していました。
そしてガンジーセーターは、19世紀になってから世に広く知られるようになります。
きっかけは1857年、ネルソン提督がイギリス海軍のユニフォームとして、
カナダ・ノバスコシア州のハリファックスに駐屯するイギリス軍兵士に支給したことです。
このようにして何百年もの間、殆ど形を変えず伝えられてきたガンジーセーター。
ガンジーウーレンズは伝統的な手法と近代的な設備を整え、
現在でもチャンネル諸島で作り続けています。
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という歴史を持った由緒正しき英国製のニット。
先程のブランドタグの写真を見ても分かる通り、MADE IN GUERNSEY BRITISH ISLESと書いてあるところに誇りを感じます。
Guernsey woollens(ガンジーウーレンズ)は、30年に渡り伝統的なガンジーセーターを作り続けているブランド。
ガンジーの名前の由来はイギリスとフランスの間に浮かぶチャンネル諸島内のガンジー島に由来します。
その島で17世紀ごろから伝統的に作られてきたのがガンジーセーター。
主にガンジー島の漁師達が着用していましたが、その後イギリス中にガンジーセーターを着た漁師達が増えていきます。
そして更にはロイヤルファミリーにも愛されるようになり、
中でもエリザベス1世とスコットランドのメアリー女王が好んで使用していました。
そしてガンジーセーターは、19世紀になってから世に広く知られるようになります。
きっかけは1857年、ネルソン提督がイギリス海軍のユニフォームとして、
カナダ・ノバスコシア州のハリファックスに駐屯するイギリス軍兵士に支給したことです。
このようにして何百年もの間、殆ど形を変えず伝えられてきたガンジーセーター。
ガンジーウーレンズは伝統的な手法と近代的な設備を整え、
現在でもチャンネル諸島で作り続けています。
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という歴史を持った由緒正しき英国製のニット。
先程のブランドタグの写真を見ても分かる通り、MADE IN GUERNSEY BRITISH ISLESと書いてあるところに誇りを感じます。
Diariesでは3年目ということもあり、今回は原点回帰の気持ちで、これぞガンジーセーターというものをセレクトしました。
では上記の図に合わせて見ていきましょう。
まずご覧になっていただくのは、図にある「Ribbed Sleeve Top」と言う部分。
これは裾とネックのリブにも共通しています。
それが何を意味するかと言うと、陸と船をつなぐハシゴを例えているんです。
ブランド説明にもある通り、元々はガンジー諸島の漁師達が着ていました。
また、このセーターを編み始めたのは漁師達の妻。
さらにこちらのディテールも。
このガーター編みの部分は、波を表しています。
これも妻たちが豊漁を祈って編んだのがきっかけ。
苦しい生活が少しでも豊かになるように、一針一針思いを込めて編んだんでしょう。
ガンジーセーターの物語は、(商品説明ではなく既に物語レベル!!!)まだまだ続きます。
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オリジナルのガンジーセーターの写真をご覧ください。
実はこれ、家ごとに文様が異なるんです。日本でいうと家紋のようなもの。
これには哀しい理由があるんです。
このセーターを着て出かける冬の海は、とても危険な場所。
当然中には帰らぬ人も出てきます。
もし水死体が陸に上がったとしても、100年以上も前の時代に、それが誰なのかを判別するのは不可能。
しかしそれが誰かを教えてくれるのは、この文様なんです。
同時にこの文様は漁師たちの誇りでもあります。
そしてそれは先祖代々受け継がれていくのです。
それを表した写真がこちら。
そして驚くべきはその耐久性だと思います。
その理由もあって、海軍に支給されたのかもしれません。
それでは物語はこの辺にして、耐久性を支えた機能的な部分の説明です。
耐久性の裏には、柔軟性があるということが不可欠。
また図をご覧になっていただきたいのですが、わきの下に「Under-arm Gusset」というものがあります。
さらにこのガゼットはこんなところにも。
このネックガゼットは、独特の形状をしたモックネックを支える大事なパーツです。
ガンジーセーターを最初に説明する時に言うのが、「両前です」というセリフ。
どういうことかと言うと、
なので前後関係なく着られるんですね。
これはどういう事かというと、さあ漁に出るぞという時にもたつく時間を減らすため。
手に取ってすぐ着るだけでいいんです。
これも軍のユニフォームとして採用された理由かもしれません。
最後に、ガンジーセーターの特徴としては重いということ。
これはデメリットではありません。
重さ=毛糸の量なんです。
普通のサイズでもなぜ重いかというと、糸の撚りを強くしているから。
撚りが強いということは、糸の強度も上がっているということ。
さらにスプリング状になるので、自然とストレッチ性も増し着やすくなるんですね。
また手に持つと重くても、着ると体全体に分散するのでそんなに疲れないはずです。
説明はここまで。長いことお付き合いいただき、ありがとうございました。
ファッションとしてのガンジーの魅力といえば、これだけウンチク満載なのにソリッドなデザインです。
また形も非常に原始的。長方形の身頃に袖を垂直に合わせただけのパターン。
だがこの野暮ったさは、他のどのニットにも見られません。
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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