TENDER Co.(テンダー)のTYPE132 Wide Straight -Rinsed Calico-

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「たわしの日」だそうです。

 

突然ですがお知らせです!!!

急遽、インディアンジュエリーフェアの日程が決まりました!

日時:7/22(土)~7/23(日)  12:00~20:00

久々の?2日間開催です!!!

3週間後ですが、皆様日程の調整よろしくお願い致します!

 

 

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】TENDER Co.(テンダー)

【アイテム】TYPE132 Wide Straight -Rinsed Calico-

【価格】¥45,360-(税込)

【コメント】

今更ですが!テンダーの紹介です!

と言いますか、今から履けるテンダーのアイテム!

いや、もうさすがに17オンスを今日みたいな気温で履くのはつらいです。

買ったばかりの頃は嬉しくて真夏も気合で履いてましたけどね!

さすがに私もテンダーを扱って6年目になるので、無理せず履くようになりました。

ですが!そんな暑がりの私でも、気温30度オーバーで湿度90%でも涼しく履けるテンダーのパンツがコチラ!!!

 

今回は、Calico(キャリコ)生地でオーダーしました!

毎度使う生地の説明も長くなるテンダーの素材ですが、今回はどんなだか忘れちゃいました!すいません!

 

なぜかと言うとですね、このCalico(キャリコまたはキャラコ)生地はテンダーはよく使われる定番の素材。

これまではシャツやアウターの裏地などに使われてきました。

毎シーズン耳にするので、最初に説明を聞いたのはハテいつのことだったか?

私的にはすっかりおなじみの素材となってしまったので、改めてキャリコとは何ぞ?と聞かれると、さあ・・・という感じです。

なので、今回はウイリアムから直接聞いたわけではなく私なりの考察なので、

オメーの話なんて聞きたくねえんだよという方はすっ飛ばしてください。

 

じゃ、キャリコに関して。

キャリコというのは歴史を紐解いてみると、インドで始まった綿の平織り生地のことで、1000年近く前から作られているみたい。

Wiki大先生に聞いたら、ルネサンス時代以前にあったというので、1300年代にはすでに存在していたということになります。

 

で、ここからが本題。

テンダーは、イギリスに関わる素材をいつも用いてきます。

そして実は、キャリコ生地はイギリスの歴史にも多大な影響をもたらすものでした。

イギリスとインドの関係といえば、やはり東インド会社。

イギリスからインドに進出した東インド会社は、インドの綿製品つまりキャリコを大量に輸入します。

そしてイギリス国内では、元々メインに使用されていたウール製品よりも、

軽くて、肌触りが良くて、暖かかくて、染めやすくて製品加工しやすいキャリコに人気が集まり、

イギリスの毛織物産業は大打撃を受けます。

そして、それだけ人気のある生地なら、インドからの輸入に限らず、国内で生産しようということになり、

キャリコの生産が「産業革命」が起こるきっかけとなったともいわれているんです。

 

みたいなことが、先日読み終わったコチラの本にも書いてありました。

サプールの表紙と後学のためにと思い読んでみましたが、キャリコという言葉が出てきてビックリしましたねー!

 

そしてその歴史を知ってなるほどとね、と。

イギリス製であることに誇りを持つテンダーの製品。

そしてそのイギリス発展の象徴として扱われる産業革命。

さらにその産業革命のファクターであるキャリコ。

よって、テンダー機関車からブランド名を取ったのと似たような流れで、よく使われるのかな~と考えています。

9月16日(土)にウイリアムが来店する予定なので、忘れてなかったら改めて聞いてみよ。

 

 

まあそんな役に立たないウンチクは置いといて、実際にどんな素材かを説明しないとね!洋服屋なので!

キャリコはよく見ると、細かいキャンバス地でした。一応ルーペで確認しました。

でもテンダーのキャリコが独特なのは、写真の通りにワッフル状に生地が波打つんです。

これが素晴らしく肌触りが良い!!!まるでリネンのような肌ざわりで、いくら汗ばんでも気持ちよさが変わらないんです!

個人的にはシーツとしても使いたいくらい。そしたら裸で寝る!

 

さらに不思議なのが、そのワッフル状の何かがバイアスに表れるってこと。(斜めっていうよりバイアスって言った方がカッコいいでしょ?)

なので最初は生地をバイアスに使っているのかと思いました。

というのは、この生地は非常に柔軟性にも優れており、綿100%なのにストレッチ生地かと思うほど!?

普通のキャンバス生地ではここまでストレッチ性はありませんからね!ビックリです!!!!!

 

これまでもキャリコを着てきましたが、裏地やシャツで使われている時は、そこまで分かりませんでした。

今回、初めてパンツとして履いてみて、やっとそのポテンシャルが引き出されたのではないかと思います!

しかも!?展示会の時は、そこまで良さが分かってませんでした!www

オーダーして良かったーーーーー!

 

で、今回のパンツもシルエットはTYPE132のワイドストレート。

まあ太くてストーンとしてた方がより涼しいかな~と思って。

でもキャリコが割と縮んでて、メチャクチャ太いというまではいかないかな?

別にこっちはダブルロールアップにしなくてもいいかな~って思ってます。

 

そうそう、このキャリコ生地はセルヴィッジが付いているのも良いですね!

なので、テンダーのジーンズで要所要所に使われるミミ使いも、デニムと同じく楽しめます!!!

でもまあ、さすがにデニムより生地が薄いので、チェンジボタンは使えなかったみたいだけどね。

でも生地がいつもより薄い分、構造がより分かりやすい気がします。

バックヨークの部分がバイアスになってて、ストレッチ性を持たせ体にフィットしやすく作られていたんだな~とかね。

というわけで、私も速攻ゲットして履いてますが、今日はこんなカッコでした!

Tops/John Smedley (Plain S/S Henley) ¥30,240-

Shoes/Quilp by Tricker’s (Saddle shoes) ¥104,760-

テンダーのパンツは置いといて、ニットと靴の色を合わせすぎちゃってちょっと恥ずかしいです!

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。