※11/6(水)・11/7(木)・11/14(木)・11/21(木)・11/28(木)は、休店日です。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)
※OLD TOWNオーダー分の入荷は、11月初旬~中旬予定。
※LOUNGE ACTオーダー分の入荷は、パンツ(11月)・ジャケット(12月)・コート(1月)の予定で進行中です。
※アンティークウォッチをお買い上げいただいたお客様へ。現在急ピッチで(でも丁寧に)OHを仕上げてもらってます。もうしばらくお待ちください。
※11/16(土)~11/24(日)の間、LOUNGE ACTのオーダー会を開催します!急ですみません!春夏だけでなく秋冬のサンプルもあります!!!
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「ユネスコ憲章記念日」だそうです。
突然ですが、LOUNGE ACTのオーダー会を再来週に開催することにしました!
開催するかしないか迷っていたのですが、迷っていると不思議とお客様から次のオーダー会のことを聞かれるもんですね。
ちなみになぜ迷っていたかというと、前回のオーダー会で最も人気だったのはコートだったから。
届くのが夏ということもあり、シャツとパンツだけのオーダー会は寂しいかなと思ってたら、
オーダージャケット・コートなんていつ届いても良いという意見や、むしろ大物は夏に買っておきたいなどの強者ぶりを見せつけられ、
私も負けてらんないぞと思った次第でございます。
というわけでLOUNGE ACTのオーダー会は11/16(土)~11/24(日)開催致します!!!!!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】VETRA(べトラ)
【アイテム】Mens Coveralls
【価格】¥39,600‐
【コメント】
今日の日中、お店の前を半袖短パンの人(ジョガーではない)が歩いていました。
分かる!分かるけど明日から涼しくなるぞ!大丈夫ですか!?
たんまりありますライトアウターもヘビーアウターも。
その中から、おなじみべトラのご紹介。
フランスの生地、自社工場などの生産背景を活かしつつ、現代のシルエットを取り入れて温故知新な絶妙なフレンチワークアイテムを供給するVETRA。
さすがの大御所感がありますね!
なのですが、なんと2025年春夏は製作を見送り!?なんということでしょう・・・・・
よって次回入荷は未定となっているので、今あるこのジャケットを大切に紹介して参りたいと思います。
それでは今季最初の紹介となるので、まずはブランド説明からどうぞ。
1927年、パリ中心にあるサンルイ島でBEERENSファミリーにより設立されたワークウェアブランド・VETRA。
作業着という意味の、「VETements de TRAvail」の頭文字をとったそのワークウェアの評判は、
警察官や消防士などをはじめとしたフランスの労働者に瞬く間に広まり、1939年には軍より製造の依頼が来るほどになります。
しかし1940年、パリがナチスドイツに占領されてしまったため、
最も高価なボタンホールを開けるミシンのみをトラックに積み込み、フランス西部にあるサルト地区のル・リュドという街で再出発することになります。
そして戦後を迎え1980年代には飛躍的に規模が拡大し、現在でも創業者一族により運営されています。
という戦火を潜り抜け今に至るのですが、なんでもドイツ占領時も隠れてフランス軍に向けて衣類を製造していたとか。
そんな気骨稜々としたブランドなんです。フランス製を貫くのも、そういった背景があるからでしょうか?
思えば20年くらいまでは、イギリスにはヤーモがあり、ドイツにはケンペル、イタリアにはフライツォーリ、
そしてフランスのべトラと、それぞれの国の特徴が表れたワークブランドで各国にあったんです。
それがいつの間にか買収されたり自国生産をやめちゃったりと、当たり前の物が当たり前でなくなる時代。
なので続けてくれているだけでありがたいことなんです。
そして本日ご紹介するのは、これもザ・フレンチワークですよね!とも言える「ふつうのカバーオール」でございます。
フランスというかヨーロッパ全体だけど、なぜか3つのアウトポケットに1つのインナーポケットというのがデフォ。
どこの国のワークウェアを見ても、なぜかこれが「ふつう」なんです。
なので実際に着てみると、やっぱりとても使いやすくて。
それはある意味、足し算引き算を繰り返したどり着いた境地と考えれば、完成されたデザインとも言えるんでしょうね。
そんな先人たちが遺してくれた有難い当たり前のデザインを、フレンチワークの大御所・VETRAが作ってくれる。
これはとってもありがたいことなんです!!!
しかも「旧タグ」を復刻してくれたりして、ヴィンテージ好きにも嬉しい公式の復刻タグ!
さらには今回の生地も素晴らしいんですよ。
素材は、60年代以降のカバーオールに見られるサージ生地。モールスキンの次に使われている生地ですね。
その生地をアプリコットカラーでオーバーダイ(後染め)をかけたもの。
CHANTERELLE(シャントレル)と名付けられた、アンズ色が特徴です。(CHANTERELLEはアンズタケという意味)
先染めとは異なり、落ち着いた色味と着込む程に退色し経年変化していく様は、オーバーダイならではの魅力と言えるでしょう。
ヴィンテージには無いこの色。どのように育っていくか楽しみでございます!!!
というわけで着てみました。
Cut&Sawn/JUNGMAVEN
Pants/All American Khaki
Shoes/astorflex
この前JUNGMAVENを紹介した時の恰好に、バサッと羽織っただけ。
カバーオールと呼ぶには着丈がやや短く設定されているので、Gジャンのように着れるのがいいですね~。
定番のカバーオールタイプのジャケットを、VETRAなりに現代的にアップデートしているんです。
やや広めの身幅にカーブした袖は、オリジナルのフレンチワークジャケットにはない丸みを帯びたシルエットを作り出しています。
そしてこの色は、秋のコーディネートが楽しくなりますね~~~!
ちなみにこのカバーオールは、レディースもございます。
【アイテム】Womens Coveralls
【価格】¥38,500‐
こちらはさらに着丈が身近くなり、小柄な女性にちょうどいいサイズ感です。
ワンピースに合わせるのとかオススメですよ!
次回VETRAを紹介するのはいつのことやら。
なるべく早く再開してくれることを願って。
それではまた。お店で会いましょう。