※7/3(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)
※今後のイベント日程は以下。
7月中旬(7/18~7/23でほぼ決まり)に1ST PAT-RN(2026年3月納品予定)のオーダー会
8月中旬にLOUNGE ACT(2026年春夏&秋冬分)のオーダー会
12月にアンティークウォッチフェア
※つくばロックフェスのチケット販売中!(おとぼけビ~バ~来るのヤバいよ)
早くも今年最後のOLD TOWNオーダー会の開催が決定しました。
OLD TOWNのインスタ、ご覧いただいてたりしますでしょうか?
前回のオーダー分は、ちゃんと間違いなく届いていますし、淡々と服作りは行っているようですが、
突然自分たちが持っている生地を販売したりするなど、活動終了を連想させる動きも見られます。
僕にとっても毎回の投稿が気が気じゃなくて、心臓に悪いのであまり見ないようにしています。笑
OLD TOWNのHPの方でも、トップページには商品ページは無く、2024年までに個人オーダーは終了してしまったとの表記が。
過去の活動を記録したGallaries(Click!)を眺めていると、
もうこの時間は戻らないんだなと泣きそうになります。(イタグレも出て来たりするし!)
そのGallariesの最初の動画の中で気づいたことがあります。
1992年にイングランド北東部に居を構え、活動を開始したOLD TOWNですが、
Holtという町にショップ兼アトリエを構えた時、そのお店のショーウィンドウには以下の3つのワードが描かれていました。
Practical(実用的)・Plain(簡素)・Playful(遊び心)
彼らの哲学なんでしょう。OLD TOWNの3Pってところですね。
これは奇しくもモダンブリテンの立役者・テレンスコンランの哲学、
Plain・Simple・Useful(無駄なくシンプルで機能的)にも通じるものがあり、
OLD TOWNもまた、ファッションを通して確立したModern British Clothesの極みとも言えると思います。
彼らが作る服は日常に溶け込み、共に暮らすことでその服の良さに気づき、また生活の満足感をもたらします。
決して特別ではない日常の服。
しかし、OLD TOWNの哲学「Practical・Plain・Playful」を貫き通した結果、
誰も真似することができない孤高の存在になってしまったのです。
OLD TOWNとともに暮らす日常を、少しでも多くの方と過ごせて行けたらと思います。
OLD TOWN order exhibition
6月21日(土)~6月29日(日)12:00~18:30
※オーダー後のキャンセルは不可。デポジットとして、1着につき1万円頂戴致します。商品到着時に残金をお支払いいただきます。
※生地の調達が難しい場合、予告なく生産キャンセルされることがございます。その場合は返金致します。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「ちらし寿しの日」だそうです。
というわけで今年最後のOLD TOWNオーダー会も、残すところあと2日となりました。
まだまだご紹介できてない私物があるのですが、
パンツ類なので地味なのと、、、
OLD TOWNのパンツは全部で6本持ってますが、そのうち5本が廃版となった生地だったりするので、イマイチ紹介する気が湧かず・・・すみません。
これらも店頭ではご覧いただけるので、今週末は是非ともお越しくださいませ!!!
それでは本日より通常の商品紹介に戻りたいと思います。
ドウゾ!
【ブランド】comm. arch.(コムアーチ)
【アイテム】Cotton Hemp Pin Border S/S Tee
【価格】¥12,100‐
【コメント】
さて、店頭の方は夏物のTシャツも全て出し終えまして、梅雨明け後の盛夏を迎える準備も出来上がっております!
つまりバッキバキに仕上がっているってことです!
涼しいのいっぱいあるよ~お店もキンキンに冷えてるよ~
その中から、早速今季トップレベルに涼しいTシャツをご紹介いたしましょう!
ネックリブのみリンガーTのように配色されたコムアーチのTシャツは、遠目から見ると無地に見えるくらい細いボーダーT。
こういったボーダーのことを「ピンボーダー」または「ミジンボーダー」もしくは「ミジンコボーダー」といいます。
ピンストライプと言うように、ピンボーダーと言われれば、まあ極細のボーダーなんだろうなというのは分かる。
ミジンボーダーというのは、おそらく「微塵」なんだろうなと思う。
がしかし「ミジンコ」ってなんだよ。笑
確かにミジンコも小ささを表す例えかもしれないけどね。
おそらく「ミジン」を聞き間違えて「ミジンコ」って言っちゃった人がいて、ミジンボーダーとミジンコボーダーが混在しちゃってるんだろうな~って思ってます。
ま、どっちでもいいんですけど!!!
そんなミジンボーダーですが、近年はカートコバーンネタとしても知られていますね。
しかし、カートが着ていたミジンボーダーは、もっと白黒がはっきりしてたと思います。
それに対し、このコムアーチのミジンボーダーは白い部分が生成りっぽい色になってるので、
なんかヴィンテージのソルトアンドペッパー生地みたいになってるんですよね。
これがインナーとして差し色に加えた時に、目立ち過ぎずバランスが非常に良いと思いまして。
またその「ヴィンテージ感」という意味では、色だけでなく素材にも理由がありました。
素材は、オーガニックコットンと東南アジア産のヘンプを交互に編み立てたピンボーダー柄。
ヘンプは生育条件に対する制約が少なく、また全部位を様々な用途に使用可能。
さらにヘンプ自体を生育させることで、その土地の土壌を改良することができます。サステナブルの観点から、改めて注目を集めています。
またこの生地はヘンプ屑をあえて残し、素材が持つ粗野な風合いを持たせています。
そうすることでピンボーダーに揺らぎが加わり、またザラつきのある肌触りが心地よいです。
なるほど!それでボーダーがウネウネうねってるわけですね!
もはやニットのメティスって感じがします!
そのリネン屑のおかげで、生地が適度にざらついています。
そのため、湿度が高い日でも肌にベタっと貼りつかずに、気持ちよく過ごせるんです。
以上の説明は、実は今季2度目。同素材でロンTもありましたね!
でもロンTの方を紹介してから4~5カ月も経ってるので、改めてご紹介させていただきました。
それではまた、お店で会いましょう