ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「切り干し大根の日」だそうです。
昨日はOK Goの熱も冷めやらぬまま(この流れ、昨日もあったような・・・)、
更にテンションブチ上げMAXな出来事が続きます!!!
キタコレ!
ホラやっぱり言った通りじゃないの~!レッチリ!ホッチリ!チリペ!
そして・・・・・・・・・・・・・・・SIGURRRRRRRRRRRR ROOOOOOSSS
バトルス、BENさんが来てもうこの安定感ったら無いわ!
夜はお任せスクエアプッシャー。トムジェンキンソンのアンビエントな夜はヤバイでしかし。
もうこのメンツで十分な私。
予定調和もなんのその。
ちょっと想像しただけで、、、アカン、、、涙がこぼれそう。。。
じゃ、これ以上言うと仕事が手につかなくなるので、
急いで商品紹介に参りたいと思います。
春物もどんどん入荷してまして、なかなか自分で買い付けたヴィンテージ品の紹介もできてないので、本日はまとめてドバっと。
あ、でも決して説明はおろそかにはしませんので、ご安心ください。
それではまずは1着目です。
ドウゾ!
【ブランド】BERTRAM DUDLEY(バートラムダドリー)
【アイテム】Cycling Jacket -Vintage(1960’s~1970’s)-
【価格】Thank you sold!!!
【コメント】
ヴィンテージに全く興味のない方は、?マークが付いちゃうかもしれません。
いやヴィンテージに興味がある方でも、ちょっとマニアックなこちらのジャケット。
サイクリングツーリングに特化するというニッチすぎる方向性で、1950年代頃からヨークシャーに存在したアウトドアブランド、バートラムダドリーです。
「存在した」という通り、今はもうありません。心なしか男性の顔も切ねぇ。
しかしこのバートラムダドリーの服が持つ独特の雰囲気は他にない物があり、イギリス国内でも未だにファンが多いブランド。
アウトドアブランドながら、余計なデザインが一切施されておりません。
胸ポケットは、たいていマップなどを入れたりするものなので、
めいっぱいポケットの容量が取れるように、ショルダーの縫い目まで引っ張ってきたり。
こういう服にホント弱いです。
ポケットも使いやすさを考えてハの字型です。
袖口のボタンはNEWEY(ニューイ)。イギリス製のボタン。バブアーに詳しい方なら、ご存じのブランドですね。
ニューイのボタンが付いてれば、それだけで古いイギリス物の可能性が高くなります。
ちなみにこのジャケットの年代がどれくらいかというと、恐らく1960年代後半から1970年代前半くらいまでだと思います。
バートラムダドリーが使用する生地は、初期はギャバジン素材で後半はベンタイル。
こちらはどう見てもベンタイルぽいのですが、タグにベンタイルの表記がないんです。
なので、一応ベンタイルと言及するのは避けておきます。
そんなスペックよりも、見てほしいのは状態とサイズ。
裏地も全くと言っていいほど汚れておりません!ジッパーも破損してないのも素晴らしい!
この頃のジッパーは結構弱いんです。
さらにはサイズなのですが、日本人のXS程度!
イギリスのアウトドア物でXSというのは、なかなか出会えないんじゃないかな~と思います!
グレンフェルなどから一歩踏み込んだ感のあるバートラムダドリーでした。
次はこちら。
【ブランド】BELSTAFF(ベルスタッフ)
【アイテム】Mountain Parka -Vintage(1970’s)-
【価格】Thank you sold!!!
【コメント】
最初に言っておきたいことがあります。
「あまりベルスタッフを舐めない方がいい。」
いや誰も舐めてるわけじゃないと思いますけどね。
私がついそう思ってしまうのは、バブアーとベルスタッフの知名度が違い過ぎることですかね。
バブアーの方が圧倒的に上。
確かに最近のベルスタッフは、セレブっぽい立ち位置になっちゃったからなぁ~。
とまあ愚痴はこの辺にしておいて。
もしご存じでない方はベルスタッフの公式HPで、ブランドの歴史をご参照ください。→http://www.belstaff.jp/history.html
そしてこのブランドの歴史のリンクには、今回ご紹介するアイテムに非常に重要な情報が掲載されています。
抜粋すると、
「1976年
有名な登山家クリス・ボニントン(Chris Bonington)がベルスタッフと2年契約を締結。
翌年、ベルスタッフのウェアを着用したボニントンは、
「オーガ」の名称で知られるパキスタン カラコルム山脈に属する標高7,285mの峻険な岩峰バインター・ブラックに初登頂を果たします。」
とありまして、1924年創業という長い歴史の中で、僅か2年間だけ作られたのがこちらのアイテムというわけ。
ベルスタッフといえば、トライアルマスターに代表されるあのいかついイメージとは対照的に、
ツイル素材を使った柔らかい印象のこのマウンテンパーカーは、ある意味ベルスタッフらしくなくて、
日常着としてはピッタリのアイテムではないでしょうか?
またこの時代のアウトドアウェアでありながら、オリーブ単色というのも魅かれます。
裏地もアースカラー。
ジッパーは前開きがTALONのダブルジッパーで、
胸ポケットがエアロジッパーという組み合わせ。
付け替えられちゃったかな?と思ったのですが、実はこのパーカーは2着入荷してまして、
どちらも同じパーツだったので一安心。オリジナルのままです。
ただ、ちょっとタグに難アリ。
なぜか私、タグだけは持ってます。
まあクリスボニントンの方が残ってて良かったかなと。
そして!驚きのサイズがこちらもSサイズ!!!いや~あり得ないでしょー!
個人的にも、ついに理想のマウンテンパーカーに出会えたかという感じです。
いつかマイサイズに出会いたい!サイズが合う方には、本当にお勧めですよ!
次で最後です!
ドウゾ!
【ブランド】BLACK’S(ブラックス)
【アイテム】Stormpruf Jacket -Vintage(1960’s)-
【価格】¥77,760-(税込)
【コメント】
出ました!
ブラックス!
こちらもイギリスの古き良きアウトドアブランドです。
ブラックスは1861年にスコットランドで誕生したブランド。
もともとはテントクロスを作ることから始まり、そこから派生してテントそのものを供給したり、
ヴィンテージウェアではそのテントクロスを使ったスモックに人気があります。
ちなみに現在でもテントメーカーとして残っています。
実はスモックも見つけたのですが、個人的には初見だったこちらをセレクト。
ブラックスといえば?のテントクロスではなく、ベンタイルのような素材が気に入りました。あのこのアシンメトリーなジップの配置も。
さっきのバートラムといいベルスタッフといい、ちょっとひねくれた物ばかり見つかってしまったのと、
ちょうどこのジャケットの前にロイヤルネイビーのスモックを買ったばかりだったので、ベンタイルに引っ張られましたね。
このボールチェーンもポイント高いです。
ジップは意外にもYKKのダブルジップ。
ボタンはニューイでした。
インナーカフのリブが気持ちいいのです。バブアーのビデイルより感触いいかも?
首の後ろにもジップがついてまして、これが何かといいますと、
ガバッとフードが内蔵されています。
面白いのがネックの中ではなく、背中に収納されるということ。
イギリス軍のマーク3コールドウェザージャケットみたいです。
このフードの付け根の頼りなさも魅力ですね!
引っぱったらすぐに破けそう!
ボールチェーンとチンスト、このワードでアメリカンヴィンテージ時代からヤラレてきましたね。
アタリの出方も完璧だわ。
ただちょっとだけマイナスポイント。
リペアが下手過ぎる!!!
ドンマイだね。
これを除けば、そりゃもう程度は極上でございます。
ウエストにはドローコードも付いていて、先ほどのベルスタッフのように絞ることもできますよ。
この辺はアウトドアウェアらしいですね。
ちなみにこちらはL~XL程度です。
長くなりましたが、とりあえず本日は以上で。奇しくもすべてオリーブのアウターとなってしまいました!
実はまだまだ買い付けヴィンテージが控えております。
そろそろ修理から戻ってくるかな?オイルドジャケット・・・
それではまた。お店で会いましょう。