※2/3(水)・2/4(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜の自粛中につき、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。)
※コロナ対策実施中です。
※2月はPayPay×つくば市のご利用がお得です!
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「頭痛の日」だそうです。
二日酔いの頭痛にはコーヒーがいいみたいよ?
というわけで、最近ハマってるコーヒーをご紹介します!
こちらは土浦にある「ブラジル珈琲」。
いつも体のメンテナンスをお願いしているPICA-PAU(Click!)の延命さんに教えてもらって行ってきました。
なんと、土浦で40年以上も続くコーヒー屋さん。
さらにマスターは、御齢90歳!!!!!
90歳にして現役で店頭に立ち続けるスーパーマン。
珈琲屋としては70年近くもの経験を持ち、現役のコーヒー屋としては、
間違いなく日本最長のコーヒーレジェンドが土浦にいらっしゃるのです。
どれくらいレジェンドかって、コーヒー屋としてのキャリアは戦後間もない頃の
銀座3丁目でスタート!?!?!?
目の前にPX(アメリカ進駐軍のポストエクスチェンジ)があったって言ってたので、
今のシャネルからアップルの間くらいでやってたのかも?
そこで、米兵やその家族を相手にコーヒーを淹れ始めたっていうんだから、ハンパないわ。
土浦の今のお店は、何年か前に移転してしまったのですが、
創業当時のメニュー表をそのまま使ってます。
ミュシャっぽい絵・・・は置いといて、文字が最高でしたね~。
この看板のデザインに釘付けになっていると、説明してくれました。
当時は印刷ではなく全て手書き。
そして文字も、リラックスできるよう目にも優しい文字を作ってもらったそうです。
しかもこのフォントを考えてくれたのは、桑沢デザイン研究所の第一期生というのだから驚きです。
要所要所でレジェンドぶりを出してきますね。
すごいなと思ったのが、豆の焙煎度。これが結構浅煎りなんですよ。
例えば昭和の喫茶店のコーヒーのイメージって、深入りの苦いコーヒーじゃないですか?
今でこそ酸味酸味言われてますけど、昔は苦くなきゃコーヒーじゃないとまで
言われてもおかしくないでしょう?
それがこのブラジル珈琲のおじさんは、昔から酸味(というかフルーティーさ)を大事にしてきたんだそうです。
すごいな。
そしてレジェンドのブレンドは、とても優しいコーヒーでした。
俺もレジェンドになりたい。どこかにそのヒントがあるような気がします。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】comm. arch.(コムアーチ)
【アイテム】Super Tightly Plated L/S
【価格】¥19,800-(税込)
【コメント】
少しづつ、少~しづつですが、春物が届いております。
だけどすぐに売れちゃって、急いでメーカーの方にある在庫を取り寄せました。
個人的にはとても新鮮?意外?に移った、コムアーチのボーダーボードネック。
何が意外だったかというと、生地がメチャクチャ硬いこと!!!w
今回の素材は、空紡糸(空気紡績糸)を使用して旧式のシンカー機(裏毛編み機)で編み、
これ以上ないくらい極限まで「度詰め」して編んだプレーディング天竺編みというものだそうです。
通常のシンカー機では、ここまで度詰めで編むのはできないらしく、
その旧式のシンカー機だからこそチャレンジできたカットソー生地。
空紡糸といえばゴワッとしたドライなタッチで、肉厚のアメリカンヴィンテージTシャツを彷彿とさせます。
空紡糸とは、糸を紡績する時に空気圧で繊維を1本づつほぐし、
機械が高速回転する時の遠心力を利用して撚り合わせる糸を言います。
結果、繊維の間に空気を含むと表現され、ふっくらしたボリューム感が出ます。
生地はドライで硬めの風合いになるのが特徴です。
そのため、多少ゴワゴワした感触にはなりますが、吸汗性と速乾性に優れています。
以上が糸の説明。
次は編みの説明です。
今回はプレーティング(二重臼または添え糸編み)という生地。
ニット(セーター類)やカットソー生地共に使用される製造方法で、
基本的には表地とは別の糸を、裏側に「添え糸」として出して編んでいく手法のこと。
ではなぜわざわざプレーティングで編みたてたかというと、厚みを出したかったから。
プレーティングはニットではよく見ますが、カットソーで目にする機会はあまり多くありません。
空紡̪糸で極限まで度詰めしてプレーティング。
個人的に大好きなゴリゴリの生地ができあがりました!!!!!
意外だな!?と思ったのは、全く優しい生地じゃないから!www
コムアーチにしては随分タフな生地で服を作ったなといった印象です。
そしてそれに合わせる形も独特。
バスクシャツなどと呼ばれるボーダーボートネックカットソーから着想を得たであろう
ということはなんとなく分かりますが、同じようで全く違う物に仕上がってます。
前身頃はボートネックというかホリゾンタル(水平)ネック。
そして後身頃が肩を巻いてバイアスに縫い付けられています。
まるでバスクシャツとフットボールTシャツを合わせたような形。
この形に落ち着いたのは、ボートネックを着たときの肌の見え方を改善するため。
結果、スクエアネックのようになりました。
シルエットはややゆったり目。
決して流行のオーバーサイズを狙ったわけではありません。
理由は、「生地があまりに硬くて柔軟性が無い」ため、
ゆったり目にしないと脱ぎ着が大変だからという理由です!wwwww
ハンパない!w
このハンパない生地を、是非ともご覧いただきたい。
ちなみにレディースサイズもございます。
残るサイズはレディース1着、メンズ1着。
お早めにどうぞ!
それではまた。お店で会いましょう。