diaries blog | DESCENT ALLTERRAIN(デサントオルテライン) | Transform Down Coat & Titanium Thermo Insulated Coat

※12月26日(木)は、休店日とさせていただきます。。





ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「スケートの日」だそうです。

昨日は平日にも関わらず忙しくさせていただき、ありがとうございました!!!

プレゼントが気に入っていただけますように!

そして今夜は一日遅め?(遅いの?分からないけど)のクリスマスディナー。

なんだかんだ毎年行ってるような気がする、つくば食堂花のクリスマスコースです。

楽しみ。

そのため、今日はちょっと早じまいさせていただくことをお許しください。


ちなみに、クリスマスイブのディナーはコチラでした。

帰りが遅くなっちゃったので、さくっと松屋。

クリスマスだからか?ビーフシチューが期間限定メニューにあったので頼んでみたんですけど、

これ・・・・・・メチャクチャ美味いわ!!!!!!!

マジでこのクオリティが880円で食べられるって、日本おかしいから!

サイゼリヤのアロスティチーニ(ラムの串焼き)と一緒にテイクアウトして

ホームパーティーやったら最強だと思います!





じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】DESCENT ALLTERRAIN(デサントオルテライン)

【アイテム】Transform Down Coat

【価格】¥107,800-(税込)

【コメント】

やっと、、、やっと寒くなってきたので、ダウンが紹介できます!

そしていつものPHDのダウンではなく、今年はデサント!?!?!?

え?今更?www

そう、今更ですが水沢ダウンではなく、デサントの新作ダウンにやられました!



今季、お客様からは「ダイアリーズらしくない」という理由で賛否両論のデサントですが、

デサント始めちゃお~と思ったのも、このダウンがきっかけです。


それではDESCENT ALLTERRAINをご紹介するのは初めてなので、

まずはブランド説明からどうぞ。

オルテラインは、allと、地形という意味のterrainを組み合わせた造語です。
オルテラインコレクションが提供する商品は、Scene-less, Age-less, Time-less。

特定の年齢層や、特定のシーン、領域というものを敢えて考えずに、
かつ流行に流されない真のモノづくりはなにかということに取り組む、
このことをオルテラインのデザインの根幹においています。
デサントのものづくりのエッセンスを凝縮したコレクションともいえる、
このオルテラインのデザインコンセプトは『Form follows function』です。

Formは形、すなわちデザインであり、followは「従う」という意味があり、
「デザインはすべて機能性に従事したものである」という意味です。
装飾としてのデザインではなくて、すべてに理由があり、
機能性を伴ったデザインであるということです。
このForm follows functionという言葉は、もともとアメリカの建築家である
ルイス・サリバンという方が提唱した言葉です。
この言葉に象徴されるように、デサントのものづくりは、建築にちかいものがあります。

デサントの考える「デザイン」とは、装飾のためのデザインというよりは、
「設計する」「機能を含ませて組み立てる」という意味合いを強く持ちます。
そのため、デザインの試行錯誤のなかで、実用的な機能だけが選び抜かれます。
装飾としてのデザインは排除され、残るのはシンプルで、その機能を研ぎ澄まされたパーツのみです。

オルテラインにこめた思いは、そこに生まれる無限の可能性です。
スポーツウェアは、着る人によって、使い方によって、無限の可能性があります。
緻密な設計やデザイン、その試行錯誤は、スポーツウェアを通して、
人の心を豊かにしたいという思いひとつで支えられ、
この思い、情熱が、デサントのスピリット、このオルテラインです。

デサントのものづくりは多くの人によって支えられています

マーケティングチームによって企画されたアイデアは、
デザイナーの創造性により、時間をかけて一枚の画になります。

その画をもとに、実際の制作へむけて設計、型紙の作成がはじまり、
そのデザイン画を、どのように具体化し、どういったパターンを作り、
どのように縫製するかといった製造の工程へ向けて、
各分野のスペシャリストの手を介し、平面のデザインが立体へ変化するための準備がなされます。

このデザイン画から書き起こされた製造設計書は何枚もの書類になります。
どういった商品になるのかが詳細に書き起こされる工程であり、
この段階で決定したことが指示書となり、
これ以降の工程のすべてを詳細に、緻密に指示することになります。

縫い代の倒しかた、またステッチ一本まで機能を考えて技術者は設計を行います。
この工程は、デサントのものづくりの心臓部といってもよいでしょう。
デサントのDNAを商品のなかに宿す瞬間があるとしたら、
それはこの作業のなかで行われるといっても過言ではありません。

デサントの製品設計を行う商品化技術の基礎には、創業期から変わらない技術者の姿があります。
デザイナーが描く機能線やデザインを、正確に形にしてゆく作業の中には、
多くの課題やチャレンジがあります。
ハードルがどんなに高くても、それをあきらめずに試行錯誤し、
克服し、自分たちのものにすること。
このチャレンジ精神がデサントのものづくりの原点ともいえるでしょう。

彼らは、デザイン画を実際の製品に変える際に、多くのことに気を配ります。
スポーツウェアには、防護性や身体へのフィット感、快適性が求められます。
そのため、パターンを作成する時に、運動する際の快適性を追及したパターン、
また縫製線を細部にわたって何度も検証します。
その型紙を検証するため、型紙を作成する際に、やわらかい生地ではなく、
紙を使用して型紙の詳細を検証、確認します。
こうすることで、詳細をきちんと確認でき、運動をする際の快適性を追及しているのです。

ものづくりへの熱意は、人の手から手へバトンのように引き継がれます。
そして、実際の縫製がなされる工場では、熟練のプロたちが縫製を行います。
デサントの工場では、国家資格で認定された技能士たちにより縫製が行われます。
この国家資格は、縫製を行う為の基礎的な知識に加え、
厳しい実技試験を通過したものにのみ与えられる資格です。

このプロフェッショナルたちが集まったものづくりの現場である工場でも
デサント特有の姿勢があります。

通常、工場では生産性、効率性が求められ、縫製しやすいもの、
つくりやすい仕様の検討がなされます。
しかし、デサントの職人たちが大切にしているのは、
ウェアを使われるお客様にとって機能的であること、快適であることです。
この職人たちの目によってチェックされ、
また縫製する中で感じたことはすぐに設計にフィードバックされます。
そのため、縫製には手がかかります。
多くの工程を経て、職人の手から手を通して一つの製品は完成します。

一つ一つの製品に手間がかかるからこそ、一つ一つの思いが引き継がれ、
一つ一つの製品が形をなします。
緻密な設計、その検証、プロフェッショナルたちによる試行錯誤など、
お客様のもとに届けられるまで長い期間を要するこの工程は、
すべてのアスリート、そしてスポーツを愛するすべての人々を
サポートしたいという思いひとつで支えられ、
この思い、情熱が、デサントのスピリットなのです。



というのがデサントの真骨頂でございます!

とは言っても、この長文をどれほどの人が読むのかと思いますので、

私なりの捉え方をまとめてみます。



まずデサントは、日本を代表するスポーツブランドと言っても否定する人はいないでしょう。

日本一の商社・伊藤忠が、是が非でも欲しがるくらいです。

ブランドの歴史、技術、姿勢、全てにおいて肩を並べるメーカーはそう多くありません。

ただしそれは、スポーツウェアに限っての話。

そんなデサントが、「デザイン」というものを強く意識して立ち上げられたのが、

DESCENT ALLTERRAINというライン。

そしてDESCENT ALLTERRAINの面白さは、結果としてのウェアではなく、

デザインの過程にあることに気づきました。

それは、「イメージとフィジカルを何度も行き来して生まれたプロダクト」だということ。

おそらく、デザインの最初のイメージはフワッとしたものと感じています。

それが、スポーツウェアを何年も作り続けてきた「技術者」たちにより、

具現化されるのです。

フワッとしたイメージというのは、良くも悪くもファッションらしい部分だと思います。

そこにデサントの物づくりが介入することで、圧倒的なフィジカルプロダクトが誕生するんです。



というふうに思ってます。

もっと簡単に言うと、「やってることはムチャクチャ。でも合理的。」てとこですかね。

どうです?ワクワクするでしょ?俺も!


それでは詳しく見ていきましょう。

こちらはトランスフォームダウンコートというもの。

その名の通りトランスフォーム(形態変化)します。

しかもこれが無茶な変化でして!www

まず最も大きな変化からお伝えしましょう。

先に言っちゃうと、レインコートの上にダウンジャケットがかぶさっている状態なんです。

なので、それらがセパレートできるのが特徴なのですが、くっ付き方がかなりエグイ!

ジッパー1本でくっ付いてるんですけど、グワーって上がってって、

首の後ろにグワンと曲がるんですよ!

こんな立体的なジッパーの配置なんて、スポーツウェアじゃないとなかなか生み出せないパターンだと思います。

そして外れるとこうなります。

ダウンジャケットと、

こちらはそれぞれの着用が可能なので、1年中着用できます。

またそれ以外の機能は、タグに表示されています。

Dermizax(ダーミザクス)は、東レが開発した素材。

東レによると、

「 高機能膜により最高レベルの防水性、透湿性、低結露性を達成したラミネート素材。
伸縮性があり、生地のストレッチ性を活かし、軽量でしなやかな風合いを実現しました。
登山、アウトドア、ウインタースポーツなど過酷な環境下で行うスポーツに最適な素材です。 」

というものだそうです。

とにかくすんごい素材ってこと。もちろん防風防水透湿。

そこにKevlerが入ってくるのですが、これがまたすごい。

Kevlerといえば、防弾チョッキに使われる素材として知られていますよね?

それくらい丈夫な繊維なのですが、それはここにあります。

分かります?

ひじと肩

うっすら白っぽくなってるのがお分かりいただけますでしょうか?

これね、Dermizaxの生地の中にKevler繊維が織り込まれてるの・・・

例えば強度な必要な部分だと、別の生地を張り付けるじゃないですか。

それをしないで、繊維を織り込んで生地を丈夫にし、

ソリッドなデザインと軽量化を実現している。これが凄い。

ハンパない!!!!!


次のSchematech(スキーマテック)というのは、説明が難しいのでパス。

考え方としては、1枚の生地をできるだけ裁断しないで作るやり方みたいな。

シームレスだと思ってもらえればOKです。

なので、防水面が強いかな。


次は、Block Fit Adjuster(ブロックフィットアジャスター)というもの。

これがまた面白くて、レゴ×ベルクロって感じなんです!

マックテープの進化形ですね!



次はHEAT NAVI(ヒートナビ)。これもヤバイ!

この幾何学模様がヒートナビ。

なんでも「太陽光の全波長を吸収し熱に変換する生地」だとか!?!?!?

もはやオカルトかと思うレベル?????

ここで「全波長」と強調するのは、今までは赤外線を熱に変えて保温性を高める

生地はあったそうなので、それよりさらにすごいですよ~てこと。

全波長ってのがむしろ怪しく感じてしまいましたけど!www


最後のTwo in One。

これはそのままですね。2着が1着になってる。

ちゃんとリンスしてくれるシャンプーみたいなもんです。(昭和いや平成なのか?)



というのが機能的な側面なのですが、服はなんと5通りの着方があるのもスゴイ!

全部。

レインコート部分の着丈を短くしました。

ダウンだけ。かなりショート丈でデザイナーズみたい。

レインコートだけ。ビジネス用にも使えます。

レインコートだけ着て、さらに着丈を短く。

この着丈変えて数に入れるてのは反則ぽいですが?w

まあオフィシャルがそう言ってるのでいいんです!!!



このムチャクチャだけど合理的。

その強引さには、90年代のグリフィンのような雰囲気を感じます。

Heartlandなんて付いちゃって優しくなる前の、ドギツイ時代のGriffinね!

そんなデザイナーズブランドもビックリの形を、

日本のスポーツブランドが作ったってのが素晴らしいんです!!!




そしてレディースでもデサントをセレクトしてます。

ドウゾ!

【アイテム】Titanium Thermo Insulated Coat

【価格】¥68,200-(税込)

【コメント】

こちらは先ほどのメンズのやつよりはゴツくないレディースのコート。

早速ですが、こちらも機能を見ていきましょう。

こちらも同じくDermizaxで防水防風透湿で生地もストレッチ。

そしてHEAT NAVIで太陽光の全・波・長!を熱に変換するので暖かいです。

さらにこちらは、Titanium Thermo(チタニウムサーモ)機能付き!

またまた怪しい機能が登場しましたーーーーー!w

ウソウソ、怪しくないですよ!

チタニウムサーモというのは、 チタンをナノレベルでコーティングした

チタニウムシートを超音波接着することで保温性、防寒性を強化したものだそう。

さらにチタニウムシートというのは、 スパッタリング技術を応用し、

チタンをナノ単位の薄膜でコーティング。

素材の風合いや物性を損ねることなく、断熱性、保温性を付加した機能テキスタイル。

というのもだそうです。

さらにさらにスパッタリング技術というのは、

「真空蒸着に類する薄膜製造の代表的な方法の1つ。」とのことで、

もう全く意味が分かりません!!!!!w

やっぱりオカルトだわ!



暖かいのは分かったから、今度はデザインを見ていきましょう。

見た目はシンプルなフーデッドコートって感じ。

でも前を開けると、

また出たよ。どこかで見たような、3本ならんだ止水ジップ。

とりあえず外します。

するとまさかの???

フードだけ・・・・・では使えません!

そして本体の方を見ると?

めっちゃフォーマル!!!

なんと、スポーツウェアだと思っていたフーディコートが、

冠婚葬祭でも着ることができるコートに変わりました!!!!!

このノーカラーがいいですね。そして上品。

驚くほど軽く、シワにもならず、汚れにくいにので、安心してあらゆるシーンで着用できますね!




冬はこれからが本番みたいです!そろそろ準備しましょう~!




それではまた。お店で会いましょう。