ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「音の日」だそうです。
音だの服だの文字だの、人生ってのは大いなる暇つぶしだなと思う今日この頃。
そのくせヒマがないヒマがないと、うわごとのように口にするから不思議です。
かくいう私もその一人でございますが、もし今ヒマがあればこれを見たい。。。
ギリジョーやっぱかっけええええ!
じゃなくて、、、
この佇まいヤバすぎるでしょ!?!?!?
1920年代にパリで活躍した日本人画家!
映画もさることながら、当時の服とかも見てみたい!
昨日「美の巨人」で知りまして、上映場所を確認したところ。。。
東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木、群馬、、、と来まして!
長野!!!
農家数日本一の長野!
ラッキープレイス!長野!!
よくあるんですよ、こういうの。
さらには、もしかすると担当者が「茨城は東北」と勘違いしてるんじゃないと思って、
福島の次を探してしまう悲しい性。
こういう見たい映画がやってない。
これぞ茨城クオリティ!!!!!
とはいえ、「何でいつも茨城は・・・」と不平不満を漏らす前に、やるべきことはたくさんあるわけです。
単純にdiariesが全国から注目されるくらいのお店になればいいことなんだろうね。
なので、こちらのブログをご覧のみなさんも口コミお願いします!マジで!頼む!!!(他力本願)
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Fernand Leather(フェルナンドレザー)
【アイテム】Middle English
【価格】Mens/¥45,360-(税込)
Ladies/¥43,200-(税込)
【コメント】
来ました。フェルナンドレザーのオーロラシューズことミドルイングリッシュ。
長らくお待たせしましたが、実はこれまで半年に1回くらは入荷していました。
しかし当然のように2,3足くらいで。。。
その為、入荷連絡をお待ちの方にすぐ行き渡ってしまうため、なかなかご紹介できずにおりましたが、
今回、恐らくdiariesではおそらく最後の大量入荷(当社比!)となりまして、今ならサイズをご用意できます。
それではまずはブランド紹介からどうぞ。
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フェルナンドレザーは、ミシガン州BENZONIAを拠点に工房を併設したショップを構えるSteve Fernand(スティーブフェルナンド)さんがデザイナー。
1990年代半ば、フェルナンドの工房は、オーロラシューカンパニーの提携工場になります。
しかしフェルナンド氏は、生産工程を短縮したりするオーロラ側の靴作りや、
フェルナンド氏の著作権を侵害する会社体制に不満を持つようになり、その後独立。
その為、1つ1つハンドメイドで作られるフェルナンド氏の靴は、仕事がとても丁寧で上質な作りとなっています。
※2016年現在、Steve Fernand氏はFernand Leatherに関わっておりません。
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というように、最高のオーロラシューズを作る職人さんなんです。
良くも悪くも職人。
なので、生産がとても不安定なんです。
多分、大量の発注を受けるよりも、工房に足を運んでくれる人の分を先に作っちゃうタイプ。
発注の順番は関係なさそう。顔が見える人を優先してるんじゃないかな?
実はそれを本当に耳する出来事がありました。
実は当店のお客様で、フェルナンドさんの工房から車で10分くらいの所に実家があるという方がいまして、
もちろんアメリカ人の方なんですけど、その方はフェルナンドレザーのシューズを4足くらい持ってて、もうそれしか履いてないみたい。
だからかなりのくたびれようですし、やっぱり日本人みたいにピカピカに履く人は少ないと思います。
この方なんて、穴が空いても履いてましたからね!
なので、きっと修理依頼も多いのでしょう。
ちなみに先ほど、生産が不安定と書きましたが、
今まで納期は2~3年。マジです。
本当にそれくらい待ちます。
今回届いたのも、いつオーダーしたやつか覚えていません。
(覚えてるとストレスになるので、忘れます。)
というように、色んな意味でレアだということが分かっていただけましたでしょうか?
それでは詳しく見ていきましょう。
この形がMiddle Englishというタイプ。
レザーのベルトがヒールをグルっと1周してるのがカッコいいんです。
ソールにアッパー2枚の構造はフランス伝統の靴・エスパドリーユぽくもありながら、
このベルトの通し方は、ネイティブアメリカン伝統のモカシンシューズぽくもある。
だから僕は、エスパドリーユとモカシンシューズを足して2で割ったようなものだと思ってるし、
それであれば、アメカジはもちろんフレンチワークスタイルにも合う靴ということになるんです。
つまり、コーディネートのふり幅も非常に広いということ。
トゥも独特の雰囲気があって好きだなあ。
使用しているレザーはあのホーウィン社のもの。
クロムエクセルレザーかそれに近い同等のクオリティです。
でもフェルナンドのおじさんは、わざわざ「ホーウィンです!」とは言いません。
私は、革の裏に「HORWEEN」と刻印されているのをたまたま見つけ、気づきました。
この当たり前のように良い素材を使う感覚。さすが職人。渋い。最高です。
またトゥの丸みも、中に芯を入れていません。
ワックスとオイルを何度も染み込ませ、1足づつ湯に浸けて成型するという独特の靴作りを行っています。
コバの処理も丁寧で、つま先1つでもここまで魅了してくれます。
ソールはビブラムソールのLite Lineだっけ?を使用。
割と普通のソール。まあでもビブラムなので摩耗はそれなりに遅いと思います。
また履いてみると面白いのが、この手の靴にしては土踏まずが良い感じに盛り上がっていること。
ビルケンほどではないので、足が扁平気味の方も「安心してください。履いてます」よ。
世の中にコンフォートシューズと呼ばれるものは数あれど、
私にとって最もコンフォート(快適)なシューズがこれなんです。フェルナンデス。
どれくらいコンフォートなのかというと、、、
フェルナンド自らがコンフォートと言っちゃうくらい、、、が!
よく見るとComfoot!?コンフット???
コンフォートな足元!コンフット!!!
またサイズ表記もカワイイんです。
こちらはUS8のEワイズってことですが、その左に男性マーク♂があります。
もちろんレディースは、、、
女性マーク♀が!そして女性はDワイズでやや細めです。
そうそう、久々にレディースサイズも豊富に揃っていますよ!
女性の方にも非常にオススメのシューズですので、この機会に是非どうぞ!
いや~それにしても、このシューズを知ってから買うまでが長かった。
初めて知ったのは、まだジャー○ルの横浜店で働いてた時ですから。
後輩のH田君が履いていて、思わず食いつきました。
(オーロラシューズにゆるりのバックパック合わせてるH田のスタイリングは良かったな~!)
それが齢25,6の時でしたからね。
そして、自分でお店を始めて仕入れるようになるものの、
それこそ2,3年待ちで、自分のサイズが入荷してきても、お客様優先ですので、なかなか手に入れることができませんでした。
結局履きたい履きたいと思いながら12年。干支一回り。ようやく履くことができたんです!!!
さすがの履き心地でしたね。言うまでもなく。
またここ1か月、とある理由で毎日履いています。
なぜなら、骨折しても履けるコンフォートな靴はこれだけだったから!!!泣
骨はうっすらくっついたものの、まだ触ると痛かったりするので、ほとんどの革靴が履けません。
しかし俺は洋服屋。小さいながらもセレクトショップのオーナーってやつです。
骨折してるからってクロッ○ス履くわけにもいかないし、ブログ読んでないお客様なんてそんなの知る由もないわけで。
だからどんな状況下でも、オシャレを楽しまないといけません。
また、どんなスタイルでもハマってくれるのが、フェルナンドレザーの魅力でもありますね。
お蔭で毎日履いていたら、普通の人が4,5年かかって出す味を、一瞬で出してしまいました!
(やっぱり革靴って毎日履いちゃダメだね。)
同じ靴とは思えない・・・っていうか、実はこの2つ、こう見えてサイズも同じなんです。
これだけなじむってこと。自分の足型の悪さに愕然としますね。。。
サイズはやはりジャストがいいかな。革がすぐに伸びるので、ゆるくなります。
どんどんゆるくなるので、どんどんベルトで締めてあげればOK!
今回届いたのはブラウンだけです。黒はもう届かないと思います・・・
ちなみに私は2色とも購入予定。1週間以内に売れなければね・・・
ネットショップ(通販)はこちら!
→Fernand LeatherのMiddle Englishとアクセサリなど
それではまた。お店で会いましょう。