ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「ロックの日」だそうです。
わけあって、まだフジロックのチケットが買えません・・・
あ、でもつくばロックフェスは土曜日に行く予定ですよ。アベンジャーズが見たいので。
まだ全てのアーティストが発表されてないつくばロックフェスですが、
今のところは土曜日のウエイトが強すぎ。
それだけに、日曜日のまだ発表されてないアーティストの期待が高まってしまいますね。
というわけで、つくばロックフェスの前売り「茨城券」はdiariesでも発売中ですよー!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】TENDER Co.(テンダー)
【アイテム】TYPE132D Wide Straight Jeans with Driver’s pockets -Wattle Dye-
【価格】¥60,480–(税込)
【コメント】
大っっっっっっっっ変長らくお待たせいたしました。
(ホントに待った。俺が待った。)
予定より3か月ほど遅れまして、やっとこさ今季のテンダーのジーンズが届きましたよ。
いや~もうね、テンダー履くのもなかなかしんどい季節になってきてしまったのでキャンセルしようかと思ったのですが、
夏も履きたい!というクレイジーな皆様のために、、、
いや嘘をつきました、自分のために仕入れたようなもんですかね。
1年中履きますよ。正直最初の内はキツイですよ。暑くて。
でも2年目からはある程度生地も柔らかくなって痩せてくるので、普通のパンツと同じように履けます。
相変わらず「そこまでして履くか?」と自問自答させてくれるパンツですね!!!!!
まあそれくらいのブランドなのですが、もしご存じでない方がいらっしゃいましたが、まずは下記のリンクをご覧ください。
↓↓↓↓↓
TENDER Co.(テンダー)のTYPE130 Tapered Jeans -UNBORN-(Click!)
で、上記を踏まえまして、今回届いたのはこちらのパンツ。
モデル名はTYPE132D Wide Straight Jeans with Driver’s pockets。
ちょっと長ったらしい名前なので、分けて説明しますね。
まずTYPE132 Wide Straightジーンズ。
こちらは数あるテンダーのジーンズの中でも、最初に作られたシルエットになります。
ザ・太目。最近太目のパンツが流行ってるかどうか知りませんが、テンダーは昔っからこれ。
ちなみにウチの店でオススメしてるTYPE130 Taperedは、2番目に作られたシルエットですが、
ヒップやおしり周りは一緒です。
130は品名の通りテーパードがかかるのでだんだん細くなっていきます。
太目ながらも履きやすいので、最初にテンダーを履く方または太目が苦手という方にもオススメできるやつです。
そしてこの132は、ゆとりのあるヒップ周りからそのままズドーーーーーン!!!
(あ、すいません。俺の場合フツーのシルエットになっちゃいます。。。俺自身が太目なので。。。ホントはもうちょっとパンツが太めになりますよ。。。)
しかし、これを一度履いてしまうと戻れなくなります。
さらにはワンサイズ上げたくなります。
なんやかんやで、テンダーのファンだったら最後はこのシルエットに行きついてしまうのかも。
それにしてもテンダーファンを自称するdiariesさんにしては、あまり取り扱ってないよな~と思われそうですが、
実は先シーズンもご紹介する前に完売してしまいました。
今回は、入荷が大幅に遅れたおかげで、遅ればせながらのお披露目となった次第。
で、今回オーダーしたのはさらにDriver’s pocketsが付いたジーンズです。
あれれ?ドライバーズポケットが付いた・・・っていうか、ケツポケが下にズレてんじゃん(ズラタン)!?と思われるかもしれませんが、まさにその通りです!!!
テンダーのデザイナーのウイリアムは、いつもケツポケットに財布を入れているのですが、
そのまま車に乗るとケツが圧迫されて気持ち悪いので、シートに当たりにくく、且つ手が届く位置にポケットをズラしました。
それでドライバーズポケット。
diariesの定番であるドライバーズジャケットに合わせてもいいですよ!同じイギリス製だし!
で、実際履いてみる。
さすが、この間の抜けた感じでもなんだか様になってしまうのがテンダーのすごいところ。
で、気になる今回の染料がコチラ。
Wattle Dyeと書いてワトルダイ。
どういうものか説明しましょう。
テンダーのワトル染めは「アセンヤクノキ」から抽出した赤茶色の染料を使用し、イングランドで作られています。
アセンヤクノキは一般的にはアカシア、ミモザ、ペグノキなどとも呼ばれ、
オーストラリアやインドや中国などに分布し、紀元前よりレザーの鞣しや生地の染料として使われてきました。
イギリス人がオーストリアに入植した19世紀半ばには、アカシアの蔓を編み込み、そこに泥と漆喰を塗り壁を作りシェルターにする
「Wattle and Daub(ワトルアンドドーブ)」という方法があったことから、アカシアの木はワトルと呼ばれるようになったそうです。
全ての天然染料と同様に、現代の合成染料よりも繊細な色を与え、自然な退色が楽しめます。
とウイリアムは説明しています。
ウォード・ログウッドに続き、これまた何千年も前から人類とともに過ごしてきた染料。ワトル。
ウォードの藍染は、日本の天然灰汁発酵建てと同じようなものだし、ログウッドも日本でも昔からあります。
ですが、ワトルはちょっと聞いたことありませんね。ま、私が不勉強なだけかもしれませんが。
そしてどんな風に染まるのかというと、
ご覧の通り?茶色の染めになります。
実はこのワトルも、テンダーが使用する染料の中では、ログウッドと同じくらい準レギュラーな染め。
にしては人気はログウッドに差を付けられちゃってますけどね。やっぱり黒は強いか~~~!
でもね、ウイリアムが繊細な染まり方というだけあって、ただの茶色ではありません。
赤茶なのでなんとなく紫がかってるというか、それはベースのインディゴと混じったせいかな?と色々考えちゃいます。
どんな色落ちをするんでしょうね?
これなんですよ。テンダーの怖いところは。
別に私もコレクターってわけではないですが、単純に「知りたい!」と思わせてくれるんです。
しかもそれは知れば知るほど・・・ね。
例えばこちら、私の3年物のログウッドデニム。
ログウッドは黒染めです。最初はブラックデニムのようだったんですよ。
それが黒が退色してデニムのブルーが顔を出し、遂には通常のデニムのような白い部分が見えてくる。
でもアタリが弱い部分は、まだブラックデニムのようでもある。
このログウッドもまだまだ色落ちが楽しめるので、足が何本あっても足りません!!!
でもこのワトルも履いちゃうんでしょうけどね!
というわけで、茶色ということもありペインターのイメージで132D HIDE with spread beaver Wide straight with Driver’s pocketsを組み合わせてみました。
それにしてもな~このワトル履くと体調が良い気がするんだよな~
と思ってWattle=アセンヤクノキを調べてみたら、アセンヤク=阿仙薬と書いて、整腸薬・収斂性止瀉薬として使われているみたいです!
ちなみにアセンヤクは、あの正露丸にも入ってますよ!なるほど!
なので履いているだけで胃腸が良くなる・・・・・・わけない!!!!!
そんなオカルト売りをするdiariesに騙されないように、自分で判断してご購入下さいねー!
それではまた。お店で会いましょう。