U.S.Army M-65 Field Pants (dead stock from 1967)

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「東京駅完成記念日」だそうです。

ですが、私は先日のお休み(一部仕事)にリニューアルの完成を記念して下北沢へ!

(撮影・ブログ掲載許可をいただいております。)

我が青春のたこ焼き。下北沢の大坂屋がリニューアルオープンしました!!!(号泣)

おめでとうございます!

下北沢 is not dead!!!!!

恐らくこれからもう一度下北沢がクル!

当てもなく下北をブラブラしてみて感じました。

平日の昼間なのに思ったより人も多くて若い人たちも元気がある。

例えばこのたこ焼き屋が入っている東洋百貨店みたいな場所があれば大丈夫でしょう。

名前は東洋百貨店だけど、個人的には「代官山十貨店」を思いだします。

倉庫だか工場だった場所をスペース貸ししてて、海外の屋内マーケットみたいな感じ。

気になる古着屋さんも3つほどありました。

さらにはその東洋百貨店から2,3分ほどのところに、茨城県つくば市の古着屋・RAINBOW下北沢店もあります!

そして20年前の自分の足跡を辿るように今度は軍物屋へ。

バッタリ社長とお会いすることができ、下北沢の昔話に花を咲かせてしまいました。

もちろんしっかり買い物も。

 

その後は渋谷に移り、今度は古巣・ベイク○ーズ時代の同僚達と忘年会。

ちなみに昼間の展示会では、私が東京にいる頃にお世話になったアニキみたいな人がやってるブランドの展示会で、

この日は図らずも、自分が服屋を始めるルーツを辿る旅となってしまいました。

 

そのアニキの所にも、下北沢にも、ベイク○ーズにも、もう二度と帰ることはできませんが、

いつでも還れる場所があるというのは本当に心強いなぁと、独立すると強く思います。

 

還れる場所というのは精神的な宿り木のようなもの。

またでっかい海を航海していくための座標でもあります。

 

荒波をかきわけかきわけ時に流れに身をまかせ、diariesという泥船は進んでまいりました。

しかし彼らがいてくれるお蔭で、私は自分を見失わずにいられるんだと思います。

 

と、つい昔話を始めるとしんみりしちゃいますね。年末感!!!

ぶっちゃけ俺がどうしてたかなんて、お客様にはどうでもいいですから!

ですがこの2016年最後の展示会では、ちょっとぶっ飛んだバンドTを見つけてしまいました!

なんかこう、2017年春夏ラインナップの最後のピースがカチッとはまった音が聞こえましたよ!

マジで期待してていいですからね!

 

 

あ、でも今シーズンもまだまだです。

本日は、久々に入荷したコチラ。

ドウゾ!

【アイテム】U.S.Army M-65 Field Pants (dead stock from 1967)

【価格】¥10,584-(税込)

【コメント】

久々にM65のデッドストックが入荷しました!

当店に入荷するのは5年前に1回と2年前に1回。私の気まぐれで入れております。

無くなる無くなると言われつつも、さすがにアメリカは広いのかそう簡単には無くなりませんけど!

まあでもXSとかSのShortなど、良いサイズ感のやつをデッドストックで見つけるのは面倒臭くなってきましたね。

なので、今回はウエストがMサイズ(31~35インチ)でレングスはShortのものをご用意しました。

1万円以下で買える今の内がお勧めです。

美味しんぼ的に言うと、至高のカーゴパンツがフランス軍のM-47なら、究極のカーゴパンツがこのM-65でしょう。

ナチュラルに仕立ての良いM-47に比べると、試行を重ねて考え抜かれたのがM-65。

本気です。

もうこの太さ本気だわ~。

太くてナンボでしょう。

ウエストもアジャスターで絞れるので、あまりサイズも気にせず選べるのもいいですね。

サイズは80㎝~90㎝の方までOKだと思って下さい。

ちなみにこの太さには理由があります。

もともと寒冷地仕様のパンツで、このパンツの下に中綿入りのライナーを履くんです。

ファッション的にはものすごいアクセントになるのですが、全てにおいて意味のあるデザインであるのが、こういったアイテムの面白いところ。

 

だから私は、軍物から多くのディテールを学びました。

例えばカーゴポケット1つとってもそう。

右が前身頃で左が後ろ身頃ですが、ポケットのプリーツとフラップは前部分は全て閉じられていたり。

これは進行する時に木の枝とかが引っかからないようにするため。だからポケットのマチは後ろ身頃でしか設けてません。

言われれば当たり前だけど、二十歳そこそこの俺には言われないと分からないディテールでした。

 

さらにM-65ならではのディテールといえば、このカーゴポケットの中に仕込まれているヒモ。

このヒモはポケットの横から出すことができ、

触手のように自在に動かして相手を攻撃することができます。(妄想)

本当はこのようにして、カーゴポケットの中の荷物を固定したり、

またはきつくしばって止血する意味もあるとか。

またはきつく両足を縛って、自分で自分を拘束するドM的な意味もあるとかないとか。いや無い。

 

裏側にはたくさんのボタンやらストラップやら。

ボタンは先ほど言ったようにライナーを固定するもの。

ストラップは、グローブをしたままでも引っ張って履けるようにするため。

 

そして股下にもストラップが付いてます。

※付いてないのもあります。気にしないでください。気にされると困ります。

これは逆に脱がしやすくするため。やっぱり負傷した時のことを考えてるのかな。。。

 

とまあこのようにディテールの宝庫。

 

ちなみにこちらは1967年製のデッドストックになります。

M-65というだけあって、1965年に開発されたことを考えれば、割と初期の方ですね。

 

となると、嬉しいのはこちらの部分でしょう。

アルミジッパー!さらにスコービル社のグリッパーじゃないですか!!これはマジで嬉しいんですけど!!!

 

というわけで、早速履いてました。

ラブルールの紹介の時に。

 

太いと風が入ってきて寒いので、やはりタイツは必要です。

むしろ夏は意外と涼しく履けます。1年を通して楽しめるオールラウンダーです。

とりあえず簡単に手に入る時に買っておいてください。

 

 

 

U.S.Army M-65 Field Pants|short/medium(1967’s Dead Stock)

それではまた。お店で会いましょう。